思い立ったが吉日の旅・最初は岩国から

さて、今回の旅行はまず、26日の岩国・錦帯橋で待ち合わせから始まりました
キリコは黒川温泉ー博多ー新岩国錦帯橋
旅の発起人の妹は草加ー羽田ー広島ー岩国ー錦帯橋

13時、顔合わせるやいなや、お腹空いた、岩国寿司食べた〜い
バスの運転手さんに尋ねてお勧めの郷土料理店へ飛び込みました

岩国寿司・大平(ノッペ汁風)・エノハ入にゅう麺・いかそうめん・蓮根とこはだの酢の物・果物

地元の方オススメですから、やっぱり美味しかったです
そこから、歩いて5分ぐらいで錦帯橋にでました

錦帯橋は錦川の清流に架かる五連のアーチを描いた木橋で、長さ193.3m幅5m。延宝元年(1673)第三代岩国藩主吉川広嘉により創建されたもので、木と木の組合せによって支えられ、巻金とかすがいが使われていますが、台風などで度々壊れ、現在の橋は四代目にあたるそうです

この一帯は、京都嵐山の雰囲気に似ているなと感じました
渡橋とロープウエイのセット券を購入して歩き始めます
清らかな流れの川では鮎釣り人が見えます
ここでは夏の夜は鵜飼いも実演されるそうです

橋を渡ると、岩国藩主吉川家の居城跡を明治時代に公園として整備し一般に開放している吉香公園に出ます
武家の屋敷跡や噴水、四季折々の花など、見所も沢山ありました
そして、ロープウエィで横山に向います
降りてから山の頂上にある岩国城へと歩きますが、雑木林には珍しいカゴノキ(鹿子の木)がたくさん見受けられました
又、イヌビワやカジノキにも美味しそうな実がついてました
岩国城 は慶長13年(1608年)初代藩主吉川広家が築城した桃山風南蛮造りの全国でも珍しい山城です
現在の城は昭和37年に再建されたもので、城内には武具が展示されています
ここからの眺めもとても素晴らしいです

それから、この地でとっても珍しいものに出逢いました
この岩についている沢山の小さなものは300年もの間岩国の人々に愛されている”岩国石人形”と呼ばれる民芸品です

ただ、人の手で作られたものではありません
自然の造形物で、錦帯橋下の側の中の石にだけついているものです
ニンギョウトビケラという昆虫が、河底の小石や砂を集めて作る筒巣だそうですが、人形に見えますね
人柱になった姉妹の悲しい伝説もありますが、きれいな水だから住むことの出来る昆虫なのでしょう
今でも、錦川は清らかな流れです、いつまでもいつまでも守っていただきたいなと想いました