2008-01-01から1年間の記事一覧

過ぎ去ろうとしている2008年の回顧。。。なぜか般若心経

合掌 08年にお亡くなりになった方々へ心より哀悼を申し上げます。 柳原和子氏57歳・・・著書「がん患者学」は600ページに及ぶ分厚い本だが、がん患者の体験や専門家との対談などに多くを学び、引き込まれていく内容です。お勧めの一冊です。 石井桃子氏101歳…

久しぶりに身体が踊った

毎年、宴たけなわのイベント 阿蘇内牧、「クリスマス・バルーンフェスタ」が今年も12月20−21日と開催された。 暗闇に光るバルーンは一〜二度見ているので出かける予定は無かったが、今年は「TAO」の演奏があると聞き、出かけた。 ステージの前に陣取り、一時…

当初の想いはどこに?頑張ろう!「きよらカーサ」

阿蘇・南小国の「きよらカーサ」がリニュアールしてかなりの期間がたった。 食事も「里山バイキング」と銘打った「地産地消」の新しいメニューになり、人気が集まった。 私も応援をしなくてはとオープンまもなく味わいに行きました。 ウン、しっかり味だ。素…

秋日和の昨日・今日・明日

薪割り 薪割り機をとうとう買った。 この油圧式薪割り機の破砕能力は、直径250mm.×長さ370mm.。杉の大木を山に転がしたままにしているけど、それを薪にするにはチェーンソーと1.5キロの斧だけでは無力と言うことに最近気づき(2kの斧を振り上げるに…

道路に真っ赤な物

ビックリ 朝、道路に誰が赤いインクを撒いたんだ!と思いながら畑に行った後、作業終わってまた”赤い物”のそばを通って「ウムッ!ムッ?」。きびすを返すと道路の端に動物が横たわっていた。 これは血なんだ。この動物は狸だろうか。ムジナかな。棒で突いて…

深発見フェスタ

今年も秋の彩を背景に阿蘇・南小国界隈に人が集まった。「深発見フェスタIN南小国」と銘打ち、8日と9日に黒川温泉や小田温泉、町内各地で開催された。 ぶらり里山食べ歩き 商店街を開放してのフリースペースには、ご当地の地酒に民芸品や炉辺風の美食物、加…

庵にも秋が来ました

木もれび庵 たゆたゆ 雑木林も衣替えのようです。これからは日一日と紅葉も次第に深くなっていきます。 でも、ちょっと余所見をしているとたちまち足元は落ち葉で埋もれ、いつのまにか”金色の世界”も隣のカンバスへ移り、そこに描かれているのは白一色の”銀…

お米ができました

天日干し お日様の力をもらいお米が乾燥、完了しました。稲架け(はざかけ)と言うお米の天日干しの日数はおよそ3週間。テスターで計ると水分は15.1%になり、完璧でした。 機械乾燥が一般的になった昨今、昔からの方法である太陽と風で乾燥させる方法は”ゆ…

今月の野菜宅配便

マコモダケ-里芋-ゴボウ-大根葉-インゲン-万願寺唐辛子-しいたけ-カボチャ-長ネギ-ニラ-食用菊-特別にパン-他 今月の野菜宅配は以上の内容です。 マコモダケは筍に似ているが甘くて柔らかい。中華の高級食材らしく、日本での栽培は少ない。何故、私が栽培し…

小田温泉のイベント

小田温泉恒例の芋煮会がキャンプ場で、10日18時より盛大に開催された。 しかし、開催時刻になる頃にはポツリポツリ。今日は晴れの特異日ではなかっただろうか。18時過ぎにはザーッザーッになり、「涙雨」(司会者のコメント)どころか「氷雨」のようで…

稲刈り二日目

慣れました 二日目の今日は、スイスイはかどる。 田の貸主が手本を見せてくれたこともありスムーズに進んだ。左手でテニス ラケットを握るように、バットを立てるように稲をつかみ右手の鎌でバサッと切る。切ったら後ろにスット置く。ベテランの間合いではあ…

稲刈りと稲架け

出発 裏山から切った竹をトラックに積んで田んぼに出発だ。 長柄(横木にする)は曲がらないように太い竹、それを支えるオダ足(8本の竹)は少し細い竹。いずれもしっかりした竹を切った。太い竹は約5メートルを7本、細い方は2メートル8本づつの計56…

教えて欲しい真実を!!猿蟹合戦と江戸時代とジパング

誰が野菜を、僕をいじめる ある朝、ビックリ!!畑が荒らされている。 ジャガイモをすべて穿り返し、チンゲンサイも根が掘り返されている。土が天地返しにあい、根があらわにされての野菜君たちの悲鳴。僕にも聞こえる悲鳴が、心に響く。 大根と白菜の苗、ジ…

魔女5人が飛び交う、男たちよ起とう

10数年ぶりの友人 女性のお客さんが多い「木もれび庵 たゆたゆ」だが、10年以上もご無沙汰の友人が奥さん同伴で来てくれた。嬉しい。 男性は楽しいことや美味しいこと、心から喜べることに身近さをあまり感じないのだろうか、当庵を親しんでくれるのは美…

田助に赤頭巾、畑もいろいろ

田助 「田助」と名をつけた人は、”田の土を助ける、生かす”との思いがあったのだろうか。土壌物理性の改善、土に力を持たせるために蒔いたマメ科作物のセスバニア「田助」が背丈2メートル近くにもなった。 化学肥料や最近、問題化されている家畜糞はなるべ…

お米まだかな

順調に育っているようですお米くん。 今年は今のところ。。。。台風は13号になっても一度も九州・阿蘇周辺には牙をむいていない。今のところ「今年は豊作」の声がここ巷にわんさかと飛び交っている。 コシヒカリは早く刈り取るお米だから、ここらでは9月…

サタンが降りてきた。そして、人類の誕生を見た

闇の世界 里山が闇の世界になってしまった。 小泉元首相〜グローバル資本主義〜アメリカ膝枕〜市場原理〜格差社会〜公的貧困〜蟹工船〜マル経などと息苦しい感が漂う都市部の閉塞状況が、サタンがこの里山にもついに来たか。 首都圏や近畿圏と異なり、田舎で…

犬がしゃべっている

嬉しい、稲の実がいっぱい 手植えの田んぼは刻一刻変化している。稲の花も終わり、穂は次第に”穂化粧から厚化粧へ”。 生殖成長では実をたくさんハラミ、子孫を残す。今年は雷が多かった。稲光=稲妻のピカドンが多くの稲をハラマしてくれる。天と地が稲妻で…

食は命・・・血となり肉となる

野菜のパワー(命)を見直そう 人間の血と植物の葉緑素の科学的組成は大きく違わない。特に新鮮な野菜にある”生きているクロロフィル”は我々の細胞を活性化し、造血作用など免疫力を高めている。 穀類・イモ類が食の大部分を占めていた時代は、今日見られる…

除草剤と草の花と稲の花

つかの間の花 8月7日、穂は出ているだろうか、ワクワク気分で田んぼに行った。出ていましたよ。籾殻(もみがら)から白い小さな花が顔を出している。 花の命は数日間、咲いているのは数時間と言われる。受粉すると籾は閉じる。はかなき花の命は閉じられて…

今日も考えました

友、遠方より来る 中学時代の友人が近くに住まいを構えた。 全国の国立大学に勤務後退職して悠々自適の生活を向かえるそうだ。その友人と熊本の「立田山」で会った。立田山は我が母校「済済黌高校」や熊本大学を見下ろす昔懐かしい山である。 何故、山で。 …

食の探求は田舎から

田植えから4週間 今が腕白坊主の少年時代。丈も伸びて栄養を欲しがっている頃です。 植え付けしてから4週間ほど経つと葉も4〜5枚出てどんどん大きくなろうとする私の可愛い稲たち。かたわらでは草も出てくるぞ、水の中では小動物も泳ぎ回るぞ、カエルがにら…

民泊「木もれび庵 たゆたゆ」の風景

犯人発見 キャベツが食い荒らされている。 青虫だけではなく、ほとんどのキャベツで動物がかじった後がくっきり残っている。 帰ろうとした時何かがゴソゴソ。発見!発見したぞ。ターゲットを確保。犯人だ。狸の子供みたい。農家の人たちに聞いても狸と言われ…

田舎暮らしは楽しい。初の田植え

今日は楽しさ一杯のイベント日。それは手植えの田植え。 広さは3畝(農家の人の水田に関する表現方法、300㎡の広さ)ぐらいだと思う。「3畝でも手植えするとは物好きだな〜」と言われて貸していただいた田んぼである。”木もれび庵 たゆたゆ”から車で5…

民泊「木もれび庵 たゆたゆ」の風景

5月に入ってからのできごとの羅列です。 できました やっと完成したのはパン焼き釜のお家、パン小屋の基礎部分にあたる「束石」。 畑仕事の合間に作業して約半月を費やしたけど次の作業は柱から屋根まで、今月中にできるだろうか。 柱を乗せる「束石」部分…

春の一日は美味しくて時間が波揺れる

私こと、ネクタイをした百姓は春が大好き。 なぜか。『啓蟄』に『春うらら』『山が動く』『水温む』など今日はもう昨日と違う風景、生き物や自然が変化するから。体も敏感になる。普段と違い弱さを出す身体がある。これは地球のリズムに同調して目覚めてきた…

一年に一度きりの野山の風景には野草と薬草が爛漫

「木もれび庵 たゆたゆ」の裏山を歩くと発見があります。 四国四十八箇所をお遍路した時にも車旅行では得られない多くの喜び感動がありましたが、自分の足で大地を踏みしめると土のやわらかさや匂い、風景の輝き、映える生き物などに体を奪われて心が躍りま…

春になれば多くのいのちにめぐり合うことができます

桜のいのちに会いました 裏山から庭に運び込んだ,片隅に捨てていた折れた桜の幹から新芽が挨拶をしてくれました。発見した時はビックリ。生きようとする力を強く感じました。忘れられ折れた枝にも暖かい血が流れ、呼吸をしていたのですね。数年後には大きく…

大切なものが消えた・・・我々は蝕まれている

突然消えていた ある朝、いつもの通りどれどれ、今日の様子はどうでしょうね、機嫌はいいですかと見に行ったのが果菜類の苗たち。 何これ!顔がこおばった。苗の双葉が消えている。あるのは茎のみ。 よく見るとトマト、ミニトマト、クッキングトマト、万願寺…

やっと納屋が完成

やっとです。難産だったな、でも嬉しい。基礎や骨組み部分は助けてもらったがその後はああでもないこうでもないと一人つぶやきながらの作業だったが万歳!!完成です。 散歩中のおじいさん「あんた大工さんか。りっぱだな」犬を連れたおばあさん「立派なのが…