長崎の旅・海と教会

今回の長崎の旅はNさんの案内でした
1日目はしっとりと雨模様のランタン祭り
2日目は天気に恵まれ、午前中は港での帆船見学、グラバー亭通り散策、そして午後からは遠藤周作の代表作「沈黙」の舞台となった、”夕日が美しいキリシタンの里”外海(そとめ)界隈を「さるく」ことにしました
ここにはド・ロ神父ゆかりの教会があります



ド・ロ神父
彼は宣教師として1868年に来日してから1914年に亡くなるまで一度も故郷に帰ることなく、私財をなげうって日本、特に長崎の貧しい人々のために自分を捧げた司祭である。
明治12年(1879)長崎の出津に赴任し、布教はもちろん、困窮な暮らしをしていた人々の魂と生活を救うため農漁両面に力を注いだ
遭難漁民の寡婦らに機織りや食品製造などの技術を教え、自力で生きて行く道を開けるよう援助する施設を開いた。農業にも通じていてそうめんなどの材料となる小麦の種子をフランスから取り寄せて栽培し、水車小屋を造って製粉した。落花生油を使った独特の製法で、油となる落花生も地元で栽培した。こうして作られたそうめんは「ド・ロさまそうめん」の名で今も親しまれている。



ちょうど、向かったのがお昼ごろだったので、長崎漁港「がんばランド」で昼弁買って、車の中で日向ぼっこしながらいっただきま〜す
500円でこのボリュウムのお寿司です
手前のは天然のブリですぞ



それから、黒崎海岸を通って
、黒崎教会へ向かいました



ここは、ド・ロ神父の指導のもと、信徒が奉仕で積み上げた煉瓦作りの聖堂です

次に、出津教会へむかいました
こちらは明治15年ド・ロ神父の設計施工で高台に建てられ、台風の被害を避けるため低く堅牢な作りになっています
鐘楼は神父がフランスから取り寄せたものだそうです

帰路、道の駅「夕陽が丘そとめ」でコーヒータイム
Yさんが長崎で買った季節限定の「桃かすてら」をいっただきま〜す


時間がなかったので入館しませんでしたが、ここのスグ下に遠藤周作記念館があります


帰りのフェリーの時間の関係で見れなかったけどここは夕陽の名所なのです
昼間でも角力灘(すもうなだ)の景色はやはり素晴らしいです

Nさん、Yさん、ズッコケ?(キリコだけかいな)3人組これからもよろしくね