里山ならではのイベント

イデ

今日は、地区(部落)の人が集まっての共同の仕事があった。
農家だが、各家庭から一人は参加しての草刈。不参加家庭は2,000円拠出になる。
農家でもお米を作るとか、水を必要とするところになるから水を必要としない農家は「水利権」を放棄すればこのイベントは無関係になる。
お米を作る農家にとっては、「水利権」は生命線になる。大昔は水の争いがあったという。道路と同様に、水の道「水路」を作ることはその地方の支配者にとっては重要な関心ごとだったようだ。
        
今日は、雨が激しい。「すいません。雨が降っていますが、あるのでしょうか」と電話で聞いたら一蹴され、「雨が降ろうがそうです」。
集合時間に到着したら、もう作業は進行中。時計を見ても10分前ですぞ、「どこをしたらいいですか」とあわてて聞くと「あの人に聞いてください」。
片足をふんばり「刈り払い機」つまり草刈り機を慣れぬ不器用な恰好で、他人が見たらダチョウの恰好かな?水路に落ちないよう恐々動かした。雨に濡れながらですよ。こんなこと初めて。
水路は”イデ”と言う。井戸に通じるかも、漢字でかけば??知りたいな漢字!!