高温の秋は虫たちとの格闘


ミブナを食べている虫たち、美味そうに食べないでよ。
種をセルトレイに蒔き、すぐ発芽したのに一日だけ畑を留守にしたら虫たちがわんさか寄ってたかって食べていた。まだ幼い苗なのにそんなことするか!!
苗を一つ一つ下から見て虫取り、虫つぶしをしているが根気のいる「楽しい」仕事だ。
ミブナ(壬生菜)はアブラナ科だから虫が食うのはわかっていたが、これも高温のせいだろう。ミズナ、カブ、キャベツ、ダイコン、白菜これらはすべてアブラナ科だから苗はすぐ食べられてしまう。食べる虫はコナガ、キスジノミハムシ、アブラムシ、ダイコンサルハムシなど。
どんどん気温が高くなっていけば栽培期間もずれて、しかも虫たちからの被害も多くなるだろう。でもス−パーに出回っている野菜は見掛けは立派だからそこには企業秘密ありかな!?本当は怖い話です。
京野菜ミブナ(壬生菜)はその名の通り新撰組で有名な京の壬生地区でたくさん取れたからのようだ。あの大カブの千枚漬けに使われている。京都に住むようになったときに初めて千枚漬けなるものを食べて「この漬物本当に漬物」と思うほど美味かったのを覚えている。
京野菜ミズナはミブナと違い最近はサラダが多いようだ。以前は、私などはサラダなんかではなくハリハリ鍋のイメージが強かった。ミズナを食べるとシャキシャキ、ハリハリの噛み心地ですっきりはっきりするのはやはり鯨など肉類と合う。
京都から来たミブナ君、阿蘇の気候は合いませんか!?