山間部の田舎暮らしは何たって秋が一番


「栗飯が待っているぞに棘がまん」詠み人・ネクタイをした百姓
畑の隅にある丹波栗。毎日拾っているが時には白菜の苗を直撃していることがある。あわてて取って「チクリ」と指が刺された。白菜も痛いだろうが僕も痛い。でも栗ご飯は美味いな。


「渋柿を食べたカラスにざまあみろ」詠み人・ネクタイをした百姓
渋柿の木があるが、この柿は大きいからだろうかちょっと赤みがくるとすぐぽたりと落ちる。待ちきれずカラスがつつくのか、かじった後が残る柿がぶら下がっていることがある。見かけは美味そうだからつつくのだろうが「渋い」とべそをかくカラスの顔を見てみたい。
干し柿にしてもボタリと落ちるので全体をネットで覆うことにしている。

  • ワンちゃん


”いけめん清兵衛”と”花ちゃん”がじゃれている。いつも”花ちゃん”は寝転がり下から噛み付こうとする。
ある日”いけめん清兵衛”が片足を引きずっていたので見ると棘が刺さっていた。良く見ると栗の棘だろうかすぐに治ったが、この犬小屋の上には山栗の木があり、かなりぼたぼたと落ちてくる。丹波栗より小さいので食べる気がしないけど、トタン屋根にはドスンと音がして最初はびっくりした。