朴葉料理はいつ?


このところ”たゆたゆ”の周りはニシキギやマユミの鮮やかな緑葉がまばゆいばかりです
カラマツも前からここにいたような大きな顔つきでに緑の両手を広げてます
足元には可愛いスズランが白い花をつけてよりそってます
その前には背丈が半分ほどの朴ノ木が冬芽を開き始めました

若い頃よく飛騨高山に旅行しました
そこで味わうほう朴ノ葉の料理・・・目に鮮やかな朴葉すし、素朴な朴葉みそ焼き
いつか自分の料理に使ってみたいなとずっと思っていました

3年前の初夏、ワンの散歩のとき偶然見つけたんです
九重山を見ようと高台の雑木林にあがったら、眼下に大きな真っ白の花が見えました
こんなところに朴ノ木?
背丈くらいのカヤをかきわけていくと、見上げるような大木、真下からは花が見えません
一番下の枝にも届きません
でも、葉っぱほしいよ〜、
必死で探しましたら、葉っぱは小さいけど背丈くらいの幼木がありました
移植は秋がいいのですが葉が落ちてしまったら、どの木かわからなくなるほど雑木が多いので、すぐユズボウがスコップを取りに帰り、ほりあげて庭先に植えたのです
でも暫くして葉に生気がなくなり落ち始めました
来年芽吹くのを期待しましたが細い幹は1本の棒と化してしまいました
かわいそうな事してゴメンねと謝りながら抜こうとしましたら
根が土の上に少し出ていてそこから小さい冬芽が!おおっ、生きていた!
あれから2年、まだまだ小さくて葉っぱをとるのは忍びなく料理には使っていません
いつか、たわわに葉っぱがついたら、初夏の緑鮮やかな朴葉の包みもの、秋には飛弾の
卓上火鉢で朴葉みそを味わいたいと思います