弥生の風を感じて


ここはどこでしょう?
佐賀県吉野ヶ里遺跡の歴史公園です
今日は”手打ちそば・しゅん”の「ゴールデンウイークお疲れ様打ち上げ旅行」でした
毎年日帰りですが名物料理を食べに行きます
鹿児島の黒豚、呼子イカ、宮崎のビーフステーキ、愛媛の三崎の海賊料理などなど
今日はまず”九州の小京都”と呼ばれる佐賀県小城(おぎ)町にある小城羊羹初祖の(株)村岡総本舗の本店と併設の羊羹資料館へ行きました、
羊羹の歴史、製法と道具、厳選された材料の展示物を見て、試食しているうちに”羊羹怖い”から”恐怖の羊羹”の気分になり、仏様に一つ、母に一つだけ買いました
お昼ごはんは唐津の美味しい魚料理です
さざえの刺身、うにどんぶり、天ぷら、いかしゅうまい、あら焚き、これも暫く要りません
そして、歴史公園へ
吉野ヶ里遺跡は焼く700百年続く弥生時代における日本最大規模の環壕集落です
集落の防御に作られた総延長2・5メートルの深い外壕に囲まれた面積40ヘクタールの広大な地に王を頭に約300人が生活し、周辺のムラを含めた吉野ヶ里のクニには約5400人が暮らしていたそうです
現在、竪穴住居・物見やぐら・高床住居や倉庫、祭殿などが発掘調査の結果を元に98棟復元整備されています
物見やぐらに登ると四方を山々で囲まれた”クニ”と認識でき、弥生人になった気分です
でも、稲作が盛んになるにつれ水や土地のことで争いごとが多くなり、矢や剣がささり首のない遺骨が沢山の瓶とともに発掘されています
主祭殿では巫女が先祖の霊にお伺いを立ていろいろなお告げをしていたことも伺われます

今日は快晴、修学旅行生に混じってガイドさんの説明を受け、住居をもぐったり、のぼったり、1時間の見学コースでしたが久しぶりに心地よいウオーキングでした
帰りは熊本県の”山鹿灯篭もなか”の西益屋製菓へ、もう本当に”恐怖のあんこ”です
シメは手打ちうどん屋さんのゴボ天うどん
もうお腹いっぱいで入らないかもといいながらも、手打ちのシコシコさとさっぱりしたおつゆと少し太めのゴボウの天ぷらで、どんぶり抱えて飲み干してしまいました
いつもながらの和気あいあい、美味しい楽しい旅行でした