キショウブとコクテール


もう梅雨に入ったの?と思えるほど毎日天気悪くてやんなっちゃう
今日も、やっと持ちこたえている雨雲が申し訳ない、ご勘弁をといってるみたいだ
寒いし、ポットのカボチャ苗やオクラはちっとも大きくならないよ
梅や柿の花芽が雪や遅霜にやられて実が着かないのは覚悟していたけれど今年はやっぱり変
よその山には藤の花が5月はじめ頃から咲きはじめたのに、我が庵のは皆無
毎年奥の居間から白藤と紫藤の花見を楽しむのに今年は待てども待てども咲かない
蕾が全部遅霜でやられたんじゃない?と知人が言うけど、隣の家の藤は咲いているよ
坂から見上げるといつも満開で迎えてくれる山の入り口の藤も葉っぱばかりで花咲かない
なんだか「花咲か爺さんがいないもん」って言ってるみたいで悲しいよ
それでも、坂の入り口にはキショウブが咲き始めた
ここは岩盤で山の水が染み出てきていつも濡れている
それで、ユズボウが渓流の傍に生えていたキショウブを少しづつ株分けしたのだ
今年は沢山芽吹いて明るい花をつけてくれている
坂の中腹にはつるバラが何本かあるが、一重の薔薇、コクテールも鮮やかにほころんでいた

長靴はいてたからやらなかったけど”明日、天気にな〜れ”