うしさ〜ん

 阿蘇の黒牛さん
愛車レッド・ステックの1年点検でネッツ・トヨタ阿蘇店へ出向きました
原野では黒牛さんがのんびりと草を食べています
放牧されている牛さんは自然児なので大丈夫だと思いますが、宮崎県の口てい病の波紋は全国に広がっていますね
牛さんだけでなく、関係する人の心まで病み始めているようで心が痛みます
数年前、人の口に入るために殺される動物たちのドキュメンタリー映画を観ました(命の食べかただったかな)
鳥さんはゲージや暗い部屋でひっきりなしに餌を与えられ太らされます
豚さんは部屋に入る数を多くするため尻尾を切られます
牛さんは種牛から強制的に精液を取り出し、次々と妊娠させられます
鳥さんも豚さんも牛さんも殺される時はわかります、恐怖で逃げ出そうとするのです
強制的にベルトコンベアにのせられ恨んだ目でカメラを見据えます
人には犬歯があるので少しは肉も食べていいのでしょう
昔はそれは神様へのお供えであり、客へのおもてなしであり、体力回復のお薬でもありました
そしてそれは一つの命を次の命に移し変えることでもあったのです
ですから、食事のときは頂きます、ごちそうさまでしたの感謝の言葉があったのです
物があふれ、人が何でもできると傲慢になった現在、なにかの忠告のように動物も伝染病や奇病が現れ始めました
このことをもっと深く考えなければいけないと思います
ありがたくあなたの命を頂き、わたしが生かしきります、こんな気持ちが必要だと思います

  阿蘇谷の田園風景
                    正面の頂をミルクロードがはしります