ちょいと、ねえさんよってらっしゃい

  目立つ白色
  まだ固いつぼみ
裏庭のマタタビが色つき(?)はじめました
緑の葉の上半分か全部が白くなり遠目にもよく目立ちます
これは花が開く頃にマタタビアブラムシを呼び寄せる作戦です
マタタビは雌株・雄株があり、たまに両方が1本になっているのもあります
雌株には1個、雄株には2〜3個の梅のような白い甘いにおいの花をつけます
そして雄株の雄しべの元(子房)にアブラムシが卵を産み付けると異常発育してでこぼこの虫こぶ、虫癭果(ちゅうえいか)になります
これを熱湯につけ虫を殺し日干しにしたものが木天廖(もくてんりょう)で、マタタビ酒の原料、体を温め、神経痛、むくみに効果があります
又、葉茎を日干しにしたものは浴湯料として神経痛の痛みを和らげる効果があります
ちなみに雌株は細長いどんぐりの実の形(正常果)で、薬効は虫こぶほどではありません

この木は毎年たくさんの虫癭果をつけます
マタタビは疲れた旅人がこれを食べて元気になり又、旅に出たと言い伝えられても居ます
ん、ほんじゃ強壮剤?こちらを信じて毎年焼酎につけ苦いのを我慢してちびちびやってますが・・・
それにマタタビはネコちゃんの万能薬であり媚薬でもありますぞ
実験済みですがマタタビを与えるとごろにゃんと酔いしれたような表情になります
気まぐれな女性を手なずけるにはマタタビの粉をお酒に一服?あとはし〜らないっと