盂蘭盆会

13日の夕刻、迎え火を焚きました
本来はお墓に行ってお連れするのですが、ココに家を建ててからは庭で迎え火を焚きお迎えすることにしています
午前中にお仏壇を拭き清め、お花を変えて、薩摩隼人のご先祖様に焼酎をお供えしました
ユズボウはビールも好きでしたので一緒にお供えしました、つまみは南京豆です
畑のトマトを見ていただきたくて沢山お供えしました
そうめんと白玉団子も作りました

家庭によっては、ぜんまいや高野豆腐、蒟蒻などの精進煮も作ります



通年お盆の3日間はたいてい快晴なのですが、今年は天気がよくありません
夕日が落ちる刻、庭先で迎え火をたいて、煙がくゆる・・・こんな風景を思い描いていたのですが
2時ごろから、土砂降りの雨です
待てども待てども止みません



子供の頃、家の少し上方に墓地がありました、
昼間は私たちのかくれんぼの場所でもありました
お盆になると、沢山の方がちょうちんとお花を持って、我が家の前の山道を登っていかれます
我が家のお墓もそこにありましたので、夕方になると行水して、着替えて行きました
お花をあげてお参りして、墓前のロウソクの火をちょうちんのロウソクに移し変え、消さないように気をつけて家に持ち帰り
仏前のちょうちんのロウソクにその火を移し変え、お迎えし灯し続けました
16日の夕方に仏前の火を又、ちょうちんに移し変え、お墓に行き周りに沢山のちょうちんを飾りつけ、そこに移して、お供え物も沢山の華やかなお送りをしてました



雨は4時過ぎてもやみません
ご先祖様はまだかまだかと待たれていることでしょう
雨の中玄関先に精霊馬(キュウリの馬と茄子の牛)を作り、ほうろくに火を入れました

精霊馬は馬に乗って早く来ていただきき、牛に乗ってゆっくりお帰りいただくという意味だそうです
迎え火は本来はオガラという麻の茎を燃やすそうですが、畑のマコモの茎と割り箸を燃やしてお迎えしました
雨の中でしたが、間違わずにいらっしゃる目印になったでしょうか?

夜もお悔やみの方がいらして、和やかな時間が過ごせました