あらたうと・・・ヤマガラ赤ちゃんその1

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                  あらたうと あおばわかばの ひのひかり  芭蕉


早めの畑仕事を終えて、テラスでくつろぐ時間は 至福の時です

この優しい木漏れ日に包まれていると、いつまでいても飽きません

緑の風は私の体をとおりぬけ、へやの中へと入っていきます

梅雨に入るまでのしばらくの間、このひとときを十分に楽しんでいます


ところで、あのヤマガラの郵便巣箱どうしてると思いますか?
写真には取れませんでしたがしばらく前に卵を産んでいたんです
でも、中で座っていた母鳥と目があってしまって・・・ごめんと慌てて閉めたんです



そろそろかなと思って、今朝カメラ持ってそっとふた開けたら、雛がかえってました!
たぶん、孵化したばかりの様子で真ん中で赤く固まってました

パソコンで映像確認したらぼけていたので、もう一度写そうと思って開けたら
ありゃりゃ、母鳥が帰ってた〜、まずいです、もうしばらくは覗けません



そういえば、ほったらかしイチゴも可愛らしい実が生まれてました]
周りの草がすごいので刈ろうかとも思ったのですが、よく見ると草に負けまいと実が立ってます
これだと、実は土で汚れませんし、今年の強い日差しを避けているようです
すごいな〜、この生きる知恵はと感心しました

ここで暮らしていると鳥や植物にいろいろと教えてもらいます
とても、ありがたいです


今朝は、ほととぎすの”キョキョキョキョ”、コジュケイの”チョットコイ・チョットコイ”の初鳴きが聞こえました
やっと夏の到来です
ここではコジュケイの”ちょっとこい・ちょっとこい”の鳴き声に”今いそがしいから、やだよ”と返事します
山水の冷たさも和らいでやっと田植えが始まりますし、畑では夏野菜の準備で忙しくなりますからね〜
相手してられないのです



             目に青葉 山郭公 初鰹  
山口素堂 の句もありますね、う〜ん、街まで買いに行こっと