鬼はそと

今日は節分です
節分とは、季節の移り変わる時の意味で、節の変わり目には邪気が入りやすということから、その邪気を払って福を呼び込む「追儺(ついな)」という行事が行われるようになったことが、豆まきの始まりといわれていますね。

で私は、願い事しながら黙って食べるという恵方巻きの理由がわかりませんので食べません

鬼を広辞苑で引くとまず出てくるのが、
               「隠」  
                姿が見えないという意味



そうですね
鬼は外にいるのではなく人の心の中にいるとらえどころのないもの
季節の変わり目でなくても入ってきます
私は特にいっぱい飼ってますからね〜

     

         鬼と暮らし鬼のふんどし洗いおり  (時実新子)



「お前は観音様かと想っていたら、鬼だったのかー!」と罵られて
「背中に夜叉の刺青いれてるわい!」と何度啖呵切ったことか・・・
この時期に綺麗にしておかないと終始がつかなくなってしまうのです


今までは玄関から外に向かって「鬼は外」と、まいてましたが、鬼を南西に集めて、北東の鬼門から追い出すのが正しいと知ったので、心の鬼を吐き出し集め、過去の執着を振り払い心新しく歩み始めるために真剣に南西から北東の方へまきました


今年は知人からこんな豆を頂きました

この三色の鬼たちは人間の三つの煩悩の象徴で、
赤鬼は「貪欲」、青鬼は「怒り」、黒鬼は「愚痴」を表します


外にまくのはもったいないので、歳の数だけこれを食べます
未だ腹の内にしがみついてる鬼にもおすそ分けです
可愛い鬼も少しは住んでいないと味気ないですものね