今宵 ”神・キ・リンダー”現る

「えっほっほ!うっほっほ!今夜は待宵月!
エッホッホ、ウッホッホ!ひ〜さしぶりにB-B-Q!
えっほっほっ!うっほほ!」

「はい、そこまで!働かざるもの、食うべからず。炭はそこ、薪はあそこから運ぶべし」
「へいっ、ぷりぷり姫、ガッテンだ!
一宿一飯の恩義、なんでもやりまっせ〜。
松の姫、手伝つだってくだされ〜

燃えよ〜燃えよ、炭怒れ〜ぇ、えいっ!
ボゥワァー!うわわっ、呪文が効きすぎた!
えっほっほ、うっほっほ!真っ黒じゃろうが、生焼けじゃろが、早え〜もんが勝ちなんじゃ!あちちっち〜おっちっち!もーぐもぐの、うんめえ〜な〜!」

「いててっ?だれっ、つねるの?
わて、そんなに一人で食べ過ぎてねえよ〜
だから、太腿に爪たてないでよ、
あぅふ〜ん!じゃなくて、イテテちゅうの〜!

ウワワッ!あ、あんた・だれ?

”くんくん、う〜ん熟女のいい匂いじゃぁ〜!もとい!
全く、ワーワーキャーキャーと空まで届く嬌声だしおって。アメノウズメのストリップがまた見れるわいとちょいと覗いたら、足踏み外してしもうてこのザマだ。でも、落ちたところが熟女の太腿とは・・・うひひ、わしもまんざらでもないわい。

「それにしても、バカでかっ!どなた様で?」

「ワシは”AFO神・キ・リンダー”と申す、近う寄れ」[
「へへぇ!
ところで神様、せっかくですから、ご一緒に宴など」
「おお、有難いことじゃ、しばらく肉にありついてないでのう」

「と申しましても、神様、もう余興の時間になっておりまして・・・余興のお披露目後ということで・・・」
「ふん、ちょろいもんじゃい、昔やった夜這いの様子を面白おかしく
ほれほれほれ、こうやって腰振って〜、あっあっあ〜」
「ずで〜ん、いててっ!」


「あら〜、目的果たせなくて残念でしたわね〜」
「反省!修行して出直してくるわい・・・」


「キリコさん、あの神、どこかでお会いしたような・・・」
「・・・そうねえ〜」