鼓童・打男(ダダン)


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和太鼓に興味を持ったのは、若い時に輪島の”御陣乗太鼓”に出会ってから
日本海をバックに、奇妙な面をつけて荒れ狂うように演奏されるのに度肝を抜かれ圧倒された

それから、佐渡鼓童の前身の”おんでこ座”という太鼓集団の存在を知った

三男が中学生になった時、山村留学することになり、即座に佐渡の小木地区にしなさいと薦めた
そこに鼓童村があったからだ
息子を訪ねたおり、一度だけ見学に行った

都内でのコンサートには、たまに出かけていたが、
今回は山鹿市の八千代座で久しぶりだ

?以前と雰囲気が違う
坂東玉三郎が芸術監督・演出

”打男(ダダン)”
若い太鼓打ちたちが和太鼓だけにとらわれず、只、ひたすらに叩き、打ち続ける
鍛え抜かれた肉体はアスリートと同じく美しい
ステージ上には演奏中の彼らの表情も映像で映し出される
ダイナミックに、繊細に、時にはコミカルに
彼らと一緒に体が動き手がリズムをとりだす
若いパワーが炸裂する圧倒された舞台だった