高良大社

私は今、「地名研究会」という、地名や民俗、歴史、を取り上げて学んでいる会に参加しています。
今回、講座に参加するため、久留米市に出向きました
私は他所の土地に出向いたら、まずその土地を守護していらっしゃる神社にご挨拶にお伺いするようにしています



ここでは、東西30Kmに連なる耳納連山の西の端にある、 高良山( 312m)の中腹に鎮座しています筑後国一之宮の”高良大社”です
高台にありますので筑後平野が一望できます
社殿は江戸初期の権現造で九州最大の神社建築です

主神は高良玉垂命(たまだれのみこと)で、相殿(あいどの)に八幡大神住吉大神を奉斎してあります

ご神木は大楠です

奥の宮は山の中に静かに祀られています

そして、麓の方にはこんなお宮がありました




私は今まで”天孫降臨”とは見えない神様が人民を導くために天から降りてきた、と信じておりました
”天の岩戸開き”は天空での話だと信じてました

でも、ここで学ぶ内に、神とは実際の人物で神話は戦いの歴史
神社は征服された者たちの祟りを畏れ魂を鎮めるための場所、または古代、祭祀が執り行われた場所を維持するためのところと知りました
もちろん、人民に慕われた方のもあります


そして古事記は体制側が意図的に書き直しているものだとも知りました
天孫降臨”とは渡来人・天孫族の侵略だったのです
日本とはアジア・ユーラシアからの民族が戦いで流れ入って来ている多民族国家なのです

今、色々な事実が次々と解明されてきて、とても面白いです