寒っ!そして、伊都国つづき
今朝は初小雪が舞いました
今夜の雨も夜更けに雪に変わるだろう、って・・・早々とホワイトクリスマス?
げっ、スタッドレスタイヤに替えてない!
明朝はWHY?とクルシミマスか〜?
こんなダジャレ好きの魔女達の珍道中の続きです
さてさて、伊都国散策マップなるものを歴史資料館で頂いて、伝説コースを巡ることにしました
細石神社→築山古墳→三社神社→染井神社→高祖神社→金龍寺の予定
ところが糸島なら海でしょ、桜井二見ヶ浦でしょと、お告げが降りてきて急いでコース変更・・・でも、何故か道を間違えて染井神社の近くの細い道をウロウロ
これは、挨拶もしないで素通りするなということでしょう
車から降りて歩いて行ったら・・・こんなに素晴らしい紅葉の景色で迎えてもらいました
拝殿の周りも綺麗に掃除が行き届いています[
すぐ裏にまわると小さな社が二つあるのですが、何故かカメラ向けられませんでした
ここのご祭神は
豊玉姫命、彦火火出見尊、息長足姫命、玉依姫そして熊野三柱大神
彦火火出見尊は山幸彦
豊玉姫命は奥様で竜宮城のお姫様、二人の間の子がウガヤフキアエズ
玉依姫は豊玉姫命の妹でウガヤフキアエズの奥様
ちまたの伝承では、夫である仲哀天皇が九州の豪族・熊襲の征伐に来たが討たれて亡くなった
神功皇后は後押しする三韓を討とうとしてこの山に本陣をおいたが、兵の士気は落ちていた
そこで、神功皇后は男装して井戸のそばにやって来て、仲哀天皇の未だ使っていない鎧を掲げてウケヒをした。
「異国を討とうとしていますが、勝利を得るならこの鎧は緋色(ひいろ・赤)に染まりますように。もし勝てないなら元のままの色でありますように。」
と言って、鎧を井戸の水に浸すと、たちまちに緋色に染まり、皆の士気もあがった。その鎧を染めた井戸という事から染井という名が付いた。
この井戸は染井の本社へ行く道のそば、谷の方にあり、この山もそれから染井山と言うようになった。
染めた鎧は山の上の松の木に掛けて干された。この松は鎧懸けの松といわれ、慶長の初めまで大木だったが今は枯れている。『筑前国続風土記』
さて、拝殿の裏にも小さな石のご神体がありました
その右側には真っ赤な紅葉の木
息を呑んだのはその樹に沢山の鳥が群がっていたのです
大きさは雀ぐらいで、うぐいすのようなくすんだ色
動きが早くてカメラはもちろん捉えられませんでした
ただ、紅葉に群がる沢山の野鳥を見るのは初めてでした
そして枯渇した「鎧懸けの松」が左側に保存してありました
何か訴えているような・・・光を発していますね
神功皇后に関する伝承神話は、瀬戸内海から北部九州沿岸のいたる所で見受けられます
神功皇后が卑弥呼?という説も・・・
うふふ、神功皇后は魔女だったんだよ〜
だから、あちこち姿を表しては謎解きさせて喜んでるんだよ〜
あっ、スミマセン、真面目に解明しようとしている殿方に対して失礼いたしました