ホタル
毎年そうなんですが、まだ、たゆたゆの庭にホタルが裏山から飛んできます
大抵は1〜2匹です
どうも、愛車の盗難予防の赤いランプの点滅を目指して来るようです、
小さな光が降りてきて、暫くフロントガラスを動きまわり、そして、ふわ〜っ屋根の方へ飛び上がっていくのを毎夜眺めています
今夜は曇空で暗く、かすかな光は余計に愛おしく感じます
でも、目を凝らすと、庭先のあちこちで微かな光が見えました
あれっ、今夜はこんなに沢山の蛍?と思い、草の上の光を手探りで拾い上げました
手の中で、もぞもぞと動いてます
で、部屋に戻って、手を開いて見ると・・・げっ、なんじゃこりゃー!\(◎o◎)/!
む、虫です! あっ、 ホタルも虫か?
暗い中、蛍と間違って変な虫を捕まえたーと思い、気持ち悪くて割り箸でつまんで外に投げ捨てました
でも、その網戸のヘリに目が釘付け・・・なんとホタル、止まってます]
なんで、今夜はここにいるの? まっ、いいか!
みんなに紹介されたいんでしょう、これが今来てる平家ホタルです
暫くして外に飛んで行きました
それを目で追って庭先を見ると・・・やつぱり葉っぱに微かな光が見えます
懐中電灯で確認すると、さっき手の中にいたのと同じ虫!です
お尻のほうが青白く光ってます
これと同じ光を、10年ぐらいまえに見たことがあります
夏の満月の夜でした
畑で月見してて、ふと同じような青白い光をあちこちのヤブの中で見ました
今頃、ホタルじゃあるまいし、目の錯覚だろうと思ってました
でも、確かに今回確認したのは、飛んでるホタルではなく、這ってるホタルっぽい光の虫です
ネットで調べてみたら、ホタルの一種でクロマドボタルの幼虫みたいです
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クロマドボタル(マドボタル属)もホタルの仲間です。
同ホタルは人里近くの茂みや林道沿いの草地などで卵期、幼虫期、蛹期、成虫期(一生)を陸で過ごします。
光を発しながら飛び回るゲンジボタルやヘイケボタルと違いマドボタルの成虫は、かすかに光る程度です。同ホタル幼虫の発光も近くで気をつけて見ない限り人目に付きません。
幼虫期は、茂みの中や積もった落ち葉下、放置木の下、石の隙間などで過し夜になると光を発しながら陸生の貝(マイマイ)や小動物を探して地面を這い回わったり、草木に登ったりします
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たゆたゆの周りにはゲンジホタル・ヘイケホタル・クロマドボタルの御三家が生息してるんですね