今週のお題・夏に読みたい1冊

読みたいというより、読んじゃった!
そして、皆様に是非読んでいただきたい1冊と思いました

今まで、生や死や魂や波動のことを宗教や精神世界の本を読みあさり、自分なりに”そうなんだ、そういうことなんだ”と納得していました
でも、”実験で無機物から有機物を作り出し、その仕組や意味を考える”ということが凄いな〜と想ったのです




川田 薫著「いのちのエネルギー」   新日本文芸協会  500円






理学博士である川田薫さんはある時「自分とは何か?」とふと思いました
それは、突き詰めれば「生命とは何か?」ということであり、「地球上で生命が生まれたというが、それはなぜだろう?」と考えたのです
そして、生命が地球に発生する条件である”大陸・海・空気・太陽光”の相互作用を実験を重ね調べ、ついに生命体と思えるものを誕生させたのです!

ところが、発生したものは最初止まっている、でも2〜3日後に動き出すのはなぜだろう?と又疑問が湧いてきたのですね
「生命体」とは?
その字を大学ノートに書いて実験を重ねながら2ヶ月も眺めていました
そしたら、ある時「生体」と「生命」という別々の文字として頭に入ってきたのです
「そうか、生命体っていうのは、生体という体が先にできて、生命といエネルギーをあとから獲得して動き出すんだ!その、エネルギーが魂といわれるものなんだ!」と確信したのです

そして、そのエネルギーは自分の意志と意識を持ってこの生体を選んでこの世に出現してきた、そうです。
で、その魂に重さがあるか?
生きている時と死んだ時の重さを測ればいいと思いラットで実験した結果、全体の重さの一万分の一くらい、だそうです。
でも、死んですぐではなく、30分〜40分ほどたってから軽くなるそうです
人も同じで「ご臨終です」と宣言されても、まだ魂は離れていないんですね
だから、脳死状態では「完全なる魂が離れた死」では無いのです
臓器移植でのいろいろな問題も、このことがわかれば納得ができます


又、ある商品とその部品をバラバラにして測った時、やはり一万分の1の差が確認されます
その重さは人の想いである、ということも実験されてます


そして、水や鉱物は特に人の想いとコミュニケーションすることも、実験で確認されました
自然界を作っているのも人の想い?
その影響を考えると・・・



薄くて軽い本ですが、とっても重いことが書いてあります
でも、腑に落ちると体も心もとても軽くなります