「天気が回復したので、山の観音様へ行こう」 ”わん”
”う〜、坂多いし疲れるからやだな〜”
「観音様コンニチワ、いつも私達をお守り下さり有難うございます」
「うわっ!このウバユリ凄い!今まで、こんなに美しい蕾を見たことないわ」
「でも、咲いてしまうとこんな感じなんだなー」
「他のユリに比べたら見劣りするし・・・名前がね〜
花がさく頃に葉が枯れてしまうので、{歯(葉)が無い=老女(姥)}の語呂合わせでウバユリって名付けられたんだって!」
”ふ〜ん、僕はまだ蕾で輝いているけど、他のメンバーは開花後、かな〜”
”私だって蕾のまんまなんだけど・・・でも、もう16歳だもんね・・・”
”もう蕾じゃないのは?・・・じろっ!”
「ぼかっ・ぼかっ!」
<こらこら、境内でなんちゅう事を>
<ふふふ、あなた達、いつも面白いわね〜>