8月も終わり

熊本県内で8月に全く雨がふらなかった日は1日だけだったそうな
振り返れば、昼間は快晴でも、夕方とか朝方とか降ってたな〜
今朝も目が覚め、散歩に出ようとしたら、雨降って来て取りやめた

8月はこんなふうだから気力もダウン!
週末になると微熱が出たり歯が痛くなったりで、体もダウン!

お盆の頃から近くのいくつかの花火大会を楽しみにしていたのに・・・
結局、夏らしいイベント体験なし!で、8月も終わりだわ

 
 

でも、昨日は阿蘇で活躍しているデュオ・ビエントのコンサートに出かけてきた
ゲストは私が”天女の声の持ち主”と信じている”おとのわ”の河原一紗さんと、昨年、国際障害者フェスティバルで金賞を受賞した、ピアニストの月足さおりさんだった
月足さんのことは以前NHKの”プロフェッショナル”という番組で義手作成とコンクールの様子を見て知ってはいたのだけど・・・
ちょっとした関わりがわかって、身近な存在となってきてた



デュオ・ビエントの奏でる音色はまるで阿蘇雄大な草原を吹き抜ける風のように爽やか〜
そして、一紗さんの透き通った声で披露されたのは、一紗さんに惚れ込んだヴィエントの竹口美紀さんが作曲した”月からの手紙”
それは天から降り注ぐ慈愛に満ちた歌声、心に染み入ってくる



月足さんの体は折れそうに細い
フェスティバルの時は右手の激痛をこらえての演奏だったらしい
今は全く右手は動かせない
左手も感覚がなくなっていて、本当に思うような音が出せているか心配らしい
でも、演奏はよどみなく、時には力強い
自作の”雫”の演奏はきらきらと輝く水玉が転がるようだった

フェステイバル受賞後、もうピアノを彈くのをやめようと思ったらしい
でも、12歳までしか生きられないと言われていた自分がまだ生かされてピアノが弾ける
それを、聴いてくださる方がいらっしゃる、
受賞は自分一人ではなく家族を始め多くの方の支援があったから、と気づかれピアノに向かえるうちは弾きたいと言われた


雨で鬱々して、ああでもないこうでもないって、ぶーたれてた、わ・た・し

・・・生かされていること・・・忘れてました〜