まあるく、まあるく

今週に入ってから、お天気も回復し、夜は明るいおつきさまに出会えています
妹夫婦が、一度も九州旅行をしたことがない友人を伴い訪ねてきてくれましたので
7日から、たゆたゆに戻っていました


十三夜、中秋の名月スーパームーンと、滞在中どれも立派なお月様でした〜


雨が多く鬱々してた8月、
爽やかな9月になれば気も晴れるだろうと思っていたのですが・・・



4日の夜、ワンを預けてあるK さんに妹が来る旨を伝えてワン達に逢えますか?と連絡しました


Kさんは暫く黙っていて・・・開口一番、申し訳ありません
突然のことで自分たちも呆然として
体調が心配で伝えられなかったのです


お盆の頃、清兵衛が朝につめたくなっていました
ほんとうにすみません



訃報を聞いた夜は、吹き荒れる嵐、部屋にひっきりなしの閃光と雷鳴




あの、あかんたれ清兵衛が、うんこたれ清兵衛が
こんなに早く別れが来るとは・・・


泣いて泣いて泣き明かして・・・



妹が来てくれて・・・
死は年の順に来るわけではないんだよ
ユズボウが恋しくて逝ったんだよ
たゆたゆにいても、やはり逝く予定だったんだよ

少し気持ちが楽になって
そして、9日の朝、Kさんがハナを連れてきてくれました


ハナは父母の元を離れて7年、もう18歳だけど、実家によく来ていた妹のことも覚えていてくれて、よろよろしながらもたゆたゆの散歩道に歩いて行って・・・

あ〜、ハナ、あえて良かった、まだ、ご飯もちゃんと食べて、散歩にも歩いていけててよかった・・・




老犬を預けた後ろめたさがずっとあって、会いに行くのも躊躇していたのだけど
良い家族に見てもらえててよかった

宇城市からたゆたゆまで2時間
以前はガンガン飛ばしていたのだけど今は途中で食事したりオフロに入ったりして休まないと疲れが残ります
それでも、家に風を入れなければ、人の気配を入れなければと気になり、それが重荷になって、心が凹んでくることもあります


姉ちゃん、今はまだ療養中なんだからね、余計なこと考えんでいいから!
なるときしか,ならんのだから

姉のような妹から言われると、うん、と素直になります


きれいなお月さんだね〜
あれは餅つき兎じゃなくて、食いしん坊の清兵衛だよ!
ユズボウと一緒に餅ついてるよ


あかるい、まあるい、お月様
こころ、まあるくなってきたよ

 
 



追伸
ハナは11月10日の朝、安らかに天国へ旅立ちました