一日遅れの七夕の夜

今夜はニャンコが散歩からなかなか戻ってこないので心配になって9時頃外にでてみましたら
お月様が出てなくて真っ暗でした
でも、見上げると満天の星が輝いてました

まず、目につくのが南天から登ってくる長い形と心臓部の赤いアンタレスのさそり座です

暴れん坊のさそりは宮沢賢治の童話の「双子の星」に登場しますね
紳士の大カラスを野次って喧嘩になって・・・その内容を書くと長くなりますので省略!

アンタレスの上部には大きなへびつかい座、ハサミの先には天秤座があります

で、サソリの尻尾の”猫の目”は天の川にかかり、その対岸の西側には射手座があります
いて座は半人半馬のケイローン、天の王様の命令により暴れん坊のサソリに常に弓を向けています
(あはは、サソリはずっと両手を上げてなくてはなりません)


そのいて座には北斗七星に似たような星の配置があります
6個で南にありますので、なんとなんと!南斗六星と呼ばれています
中国の神話では北斗七星が死を司る神,南斗六星は生を司る神で人が生まれる時にはこの二人が話し合って寿命を決めると信じられているそうです
又、西洋では南斗六星をミルク・ディパー(乳さじ)と呼び,天を流れる河ミルキィ・ウェイ(天の川)のミルクをすくうスプーンと見てるんだそうですよ

ミルキィ・ウェィ・・・天の川はサソリの尻尾のところが一番濃く見えますね
それを北の方へ遡って行くと、天の川を挟んで琴座のベガ(織姫)と、わし座のアルタイル(彦星)、そして天の川で大きく羽ばたいているはくちょう座のデネブ、夏の大三角形が一段と輝きを増しています

今日は午後からは雷雨でしたが、夕方には止みました
一日遅れでしたが、七夕の星空を神話や童話を思い出しながら飽きもせず眺めておりました

ニャンコは?
はい、夜の徘徊から戻ってきてて側に寄り添ってました




あれれっ、流れ星?

今夜も家の周りにホタルが飛んできてました