神楽フェスティバル 一日目
お日様に向かってご挨拶していると・・・
♪ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ〜が浮かんでくる
3番は ぼくらはみんな 生きている 生きているから おどるんだ
そうだ、生きているから 踊るんだ!
今日は波野の神楽苑で神楽フェステイバルがある・・・神楽大好きなんです!
ワクワクしながら久住山を背に阿蘇五岳を目の前に眺めながら神楽苑に向かう空には鳳凰が飛んでいる
今年の神楽フェステバルは熊本県阿蘇市と大分県の竹田市・豊後大野市・佐伯市・由布市・大分市の各神楽保存会の出演です
昔は阿蘇地方も大分豊後地方も関わりが強かったのです
この地域の神楽は5つの流派の神楽があり、特に御嶽流神楽の起源は古く宝徳元年(1449年)御嶽神社の創建と同じくして起こったと伝わる岩戸神楽で、神話を基に舞う神楽は歴史絵巻のように勇壮で美麗な舞が特徴です
今日は公演第一日目
9時から16時まで六つの会・・・阿蘇市からは波野小学校子供神楽・横堀岩戸神楽保存会・中江岩戸神楽保存会が、大分県からは、城原神楽保存会・御嶽神楽保存会・重岡岩戸神楽保存会が合わせて11の演目を披露しました
最初は阿蘇市の波野小学校の子供達
この地では小さい時から神楽に親しんでいるので、小学校・中学校でもこども神楽の倶楽部があります
観客を巻き込んでの演目はまず”柴曳”
観客席の小さい子を抱き上げると、怖がって鳴き出す子が続出
舞台側では、大人がしばのひきあいを挑んでいる
”天の〆”
観客席に設けられた竹によじ登り、四方八方に紅白の餅を投げるのだ
餅拾いは興奮するで〜・・・ここでは2個拾った
”五穀舞”
スサノオに殺されたオオゲツヒメから生じた五穀の振る舞い
陽気な太鼓と鉦の音色に踊りながらそれこそ四方八方に紅白餅やご縁の5円・お菓子などが飛んで来る
もう、子供がいようが、じいちゃんばあちゃんがいようが、目に入らず・・・目指すは餅・餅・餅
スライダーセーフで百人一首大会のごとく叩いて、素早く拾ってポケットへ・・・驚異の10個ゲット!
圧巻はやはりヤマタノオロチ退治の”八雲払”
いや〜、演者も観客も一体になっての楽しい一日だった!
青空のもと、ときよりここち良い高原の風がそよぎ・・・見知らぬ人だった隣の方に饅頭もらったり、情報交換したり・・・子供神楽の小学生親子と知り合い、地元へご招待されたり・・・
こりゃ〜やみつきになるばい!
二日目の明日も行くぞー