再び・ひむか・・・巨石探訪そして感動の古沢巌ヴァイオリンコンサート

本日、文化の日、ご多分に漏れず快晴!
文化祭でのダンスの発表会は午後3時から・・・で、午前中はゆっくりと過ごしてから、と。

さて、大御神社の大祭、二日目は、
天照大神が朝から地域へご挨拶・・・巡幸は夕方までかかります
早朝、大御神社に参拝し、鵜戸神社がある洞窟へ出向き、白龍さんにご挨拶してきました

                         


日中は日向の巨石群を安藤姉妹や鈴木さんに案内していただきました
彼女たちは巨石群を世に知ってもらうべき、黙々と山の手入れや管理をやっている、素晴らしい方々です
今回は畑倉山
海抜3メートルから、トラックに揺られて海抜800メートルまで登ります
日向灘の形がきれいに見えます

ここの巨石群も凄いです

メンヒル面があって磐座があって・・・古代、岩の上で祈ったのでしょうね

古沢巌ヴァイオリンコンサートは夕方6時開演でしたが、少し風もあり寒くなりそうで・・・受付でカイロが配られて,その心使いに感激しました
今夜もお月様がきれいです
野外なので音はどうかなと思っていたのですが・・・そんなの無用の心配でした
建物内でのコンサートより音がクリアで素晴らしかったです
今回はパーカッションの”はたけやま裕”さん、キーボードの”Keiko”サンとのコラボでした

コンサートの最後に、大御神社のために古澤さんが作曲した「龍神伝説」が演奏されました。
この曲は、大御神社天翔獅子の笛のメロディをもとに制作したもので、毎年大御神社のコンサートの最後に演奏しているそうです。
今年は、初めて大御神社天翔獅子保存会との共演が披露されました。勇壮に舞う獅子、和と洋の楽器のコラボレーションは感動でした

この曲が演奏され始め、獅子があらわれてきたら、なぜか涙があふれてきました
実は、演奏が終わってから知ったのですが、この曲は天翔獅子舞のために地元の菊池文善さんが作曲した笛のメロディを古沢巌さんが痛く気に入り、アレンジしたものだそうですが、彼は曲のタイトルを”龍神伝説〜菊池文善(天翔獅子)と共に”で出しています

文善さんは事故で亡くなったそうです

今回、天翔獅子で笛を演奏したのは文善さんの娘さん、そして、演奏後に古沢巌さんに花束を渡したのがその息子、文善さんの孫にあたる少年でした

この天翔獅子保存会とのコラボも本日急に決まったそうで・・・新名宮司や文善さんの同級生である私の知人の鈴木夫妻も古沢巌さんの心使いと文善さんの思い出がよみがえり涙を抑えられなかったそうです
                 

秋の夜半、素晴らしい音色と人々の温かい心根に触れて・・・優しい気持ちにいっぱい満たされて眠りにつきました