母ちゃんの誕生日


以前、母ちゃんはふと思ったんだと
人が亡くなったときの挨拶で、なぜ生前はお世話になりましたって言うんだろう、って

亡くなった時が生まれる前なら、生まれるのは亡くなった後っていうことか?


では、誕生とはどういうことなのか?誕生の誕はどういう意味なんだ?

で、そういう疑問は徹底的に調べたがる性格で・・・辞書で引いたら、
最初に出てくるのは、1)いつわり
そして、(2)うそ・でたらめ(3)気まま(4)大きい偽り!
やっと(5)で生まれる

へっ!偽りってか?うそ・でたらめ?・・・うっそー!

で、ネットでいろいろ調べた中で、僧侶の方が書かれた文が目についたんだと

おしゃか様は人間としての根本苦を実直に見つめられて、虚仮不実な世界を捨て真実永遠の涅槃の世界(浄土)を求めよ、と説かれました。仏教は決して「現実逃避」ではなくこの人間世界の危うさ・はかなさ・いつわりに気づいたならば、そこに安住など出来ず、真実の世界を求めざるを得ないんだ、という様にむしろ「現実的な教え」となるのではないでしょうか。
この世・この人生はドラマの様に「架空」の世界なのです。架空の世界に執着してそれを真実永遠であると思い込むことが人間の迷いなのです。その迷いに気づき、個々の人間のタイプに応じた解決法を説かれたのが、おしゃか様なのです。
昔の中国の人が、生まれることをわざわざ「誕 生、生 誕」と表記したのは上で述べたような諸行無常の理を込めて、今、生きている命を超越した更なる大きな生の世界へと導いているように伺えます。実はそれこそが、おしゃか様の説かれた最も根本の部分でもあるのです。


ふぅ〜ん、人生は架空の世界・・・それを真実永遠と執着せず、今生きている命を超越したより大いなる生の世界を目指せよ・・・


深いな〜〜


母ちゃん!
架空の世界って言ってるからって、今以上に浮世離れの生き方しないでよ
ひねもすのたり”は”ひねたモスラがのたりと海に浮かんでる”んではないんだからね
”覆面パトカー”は車が覆面かぶってるんじゃないからね、危なくて、走れるわけないじゃん、全く!

ふぅ〜、どんな頭の構造なんじゃ、考えただけで疲れる〜ぅ!                                              




でもでも、おいら[


浮世離れした母ちゃん、
            好きだぜ!

Monmon