”僕の野球人生の中でもっとも屈辱的な日です”

イチローは今日、二度大声を出した。

  • ワールド・ベースボール・クラッシックで韓国に惜敗

日本時間3月16日(アメリカ3月15日)、二次リーグで韓国に2対1で日本は負けた。
この結果、自力の準決勝進出はできなくなった。

アジア・ナンバーワンの日本が二度も韓国に惜敗。
試合後、王監督は「こちらの勝とうとする執念よりも相手の気力が上回った」。
ジャパンのチーム編成で王監督は「松井はジャパンの四番打者」だと招請したが、松井は諸事情で拒否した。
点が入らない。松井がいてくれたら、天を仰いだ王監督の思いを推し量ることはできない。

試合後、イチローは敗戦理由を言葉にすることが出来なかった。
”僕の野球人生の中でもっとも屈辱的な日です”がかろうじてその胸の内なのか。
ゼロ対ゼロの投手戦できた8回、イチローはライトのファウルフライを観客席に飛び込みながらも捕球することができなかった。
その時、大声で二度叫ぶイチロー

  • 私こと『ユズボウ』の思い

韓国ではアメリカ同様、成人男性には「軍隊入隊」の義務がある。
この「兵役免除」の特権を与えよう、勝ち進んだ場合には、そんな話が韓国にはあると言う。(不適切な例えになったが)
スポーツは、集中したかどうか、モチベーションがどうかなど気持ちの持ちようがすべての結果を左右する。
私にも中学時代のにがい、悔しい思いが今でも忘れられないことがある。一瞬の迷い、勝負への執着心の影が優勝候補を転落させる。

日本の選手はオリンピックでもそうだった。その惨敗要因をスポーツ選手を芸能人扱いするマスコミと日本人のお祭り騒ぎに求めるのも一つだが、スポーツスピリットが何たるかについても再度考えて欲しい。