真夏のサンサンを浴びる夏野菜

ツルムラサキ

夏から秋にかけて疲れた身体に生気を与えてくれる野菜がある。たくさん食べて元気になろう。まだみんな小さいが早く大きくなれ。

  • モロヘイヤ


エジプト生まれ、名はアラビア語で「王様の野菜」という。カロテン含有量は野菜のトップクラス。今はまだ若いが、これからドンドン生い茂り、摘んでも摘んでも新葉がでてくる。高温多湿好みの野菜だから潅水絶えないように。

  • エンサイ


ヒルガオ科。サツマイモと同じだがイモはできない。茎の内部は空洞、中国語で「クウシンサイ」(空心菜)。アサガオに似ているから「アサガオナ」。湿気を好むやはり夏野菜。ツルムラサキやモロヘイヤのように癖がなく、ニンニクとの炒めものにとても良い。中国料理やタイ料理には必需野菜。

まだ幼いが、トップの写真がツルが紫のツルムラサキ。名の由来はツルの色でなく、果実の汁が紫の染料として、あるいは自然の着色料としてキャンディーなどに使われた為。別名、インディアンホウレンソウ。ほうれん草以上の栄養価がありながらしゅう酸は少ない。
ぬめりは独特の味がするが、これがいいらしい。カロチン、ビタミンC,カルシウムを多く含むといってもたべ食べ過ぎてはダメ。食物は両面を持つのが多々あることに注意して、カルシウムを多く含むが反面その吸収を妨害するしゅう酸もあるので、料理に下ゆでは大事だろう。