スポーツは高校生にかぎる

高校野球

今面白いスポーツは、夏の甲子園
高校生はひたむきに勝利を祈って闘う。学問とスポーツを両立させて極める”文武両道”は高校生にあるような言葉だ。野球、ラクビー、駅伝、サッカー、バレーボール特にこれらの種目はしびれてしまう、見たくて会場に駆けつけてしまうことが度々。
悪条件下での雪国北海道・駒大苫小牧の優勝、小さな町長崎・清峰の準優勝には感動した。

  • 我が母校の優勝

熊本・済済黌高校は1958年(昭和33年)、春の選抜高校野球大会ではじめて九州に優勝旗をもたらした。夏の大会では戦前だったか、福岡・小倉中学(旧制)が優勝したことがあるようだが。
選手達のサインボールをもらい、この”文武両道”の学校にあこがれて公立にもかかわらず越境入学をしてしまった。【当時のサインボールはどこにいったのだろう。息子が持っていると思うのだが】

  • 近畿勢は?

今年の近畿勢は、優勝候補・大阪桐蔭が負けたので京都・福知山成美と和歌山・智弁和歌山を応援しよう。もちろん九州勢も応援しますよ。今年の熊本代表・熊本工業は次は負けるだろうな。鹿児島・鹿児島工業と長崎・清峰そして、沖縄の八重山商工は期待できるかもしれない。

最近は野球留学が多すぎる。関西の高校生たちが東北地方や中国・四国に甲子園に出たいと「出かせぎ」に行く。これは学校側が仕向けているに相違ない。新設高校が名を挙げるためのメジャー狙いや、私立高校の生徒集めにその端緒があるのかもしれないが。それも厚遇な条件で誘っている。ある学校のレギュラークラス80%は他県出身というではないか。
高校生の無垢な気持ち、「甲子園に出たい」という思いはよくわかるが、”大人のブローカー”の胡散臭い行動がそれを手玉にとっているようで残念でたまらない。
やはり、高校生は地元の応援のなかで純粋に勝負をして欲しい。スポーツには、金銭や裏取引は無縁であって欲しいと切に思うのは私だけだろうか。