犬がしゃべっている

  • 嬉しい、稲の実がいっぱい


手植えの田んぼは刻一刻変化している。稲の花も終わり、穂は次第に”穂化粧から厚化粧へ”。 
生殖成長では実をたくさんハラミ、子孫を残す。今年は雷が多かった。稲光=稲妻のピカドンが多くの稲をハラマしてくれる。天と地が稲妻で結ばれるとき(エネルギーが通うとき)には豊作になるという。山ではシイタケの実が入ると聞いた。
9月半ばごろ、田舎のキャンパスは黄金色に描かれます。アキアカネ(トンボ)が宙に幾重もの曲線を描き、夕陽が白い雲を黄色に包み込みながら染め、瓦や土塀は赤くにじんでいく。田舎の原風景、”ジパング”の世界は私たち人間のはるか遠い記憶(先祖)を呼び起こすのでしょうか。時が止まった空間が身体を宙へ漂わせてくれます。
10月には豊穣な収穫の喜びが来ることを切に切に願います。

  • 天声犬語


男子高校生の「いけめん清兵衛」とおばあさんの「花ちゃん」がなにやらコソコソ話のようです。さっきまでけんかしていたのに。
犬語はわかりません。でも相手がロシア語だろうが朝鮮語だろうが犬語だろうが、顔の表情でなんとなく今のところは理解できているようです、ネ!!ワン君たち。
ワンチャンには横顔での意思表示は無いようだ。真正面から私の目を見据えてくる。その瞳にすべての意思を読み取らなくてはいけないので悩みます。
天の声は心で、犬の声は瞳から波動をキャッチできるよう念じているつもりなのですが。
「木もれび庵 たゆたゆ」の庵主:魔女キリコは霊気を感じるのに何故私は感じないのでしょうか。頭でしか物事を理解・判断できない私には、波動の受け入れは永遠のテーマとなっています。《だから近頃、足腰が痛いのだろうか。関係ないか?》

  • ナスにユズボウ


でっかい青虫がナスの葉を食べていた。僕の生まれ変わりの青虫、名を”ユズボウ”という。
モンシロチョウの幼虫はアブラナ科やせり科に喰らい付くようだから、これはアゲハチョウの幼虫かもしれない。黒い筋入りの青虫もいる。
私が育てたナス達の体内には危険因子はまったくありません。安心して食べてくださいよ青虫君。