教えて欲しい真実を!!猿蟹合戦と江戸時代とジパング

  • 誰が野菜を、僕をいじめる


ある朝、ビックリ!!畑が荒らされている。
ジャガイモをすべて穿り返し、チンゲンサイも根が掘り返されている。土が天地返しにあい、根があらわにされての野菜君たちの悲鳴。僕にも聞こえる悲鳴が、心に響く。
大根と白菜の苗、ジャガイモの「デジマ」やチンゲンサイにしょうが、コウサイタイ、ナバナ、人参などがこんなにもいじめられなければならないのか。
農家の人に聞けば、「モグラが夜になると土の上からミミズを食べる。昼間は土の中だけど」。他の農業している人は「狸の子が来たたんじゃろ。ミミズも食べるから」と言われた。【他の農家の方は、狸ばい。狸の子供がミミズばァ!食べに来ちょっとタィ!!】。。。。??僕は真実だけを知りたいのです!?
特に激しいのは、夜に雨嵐の時。翌朝見ると、出るのはため息だけ。”どうしてこんなに荒らされなければならないの”となげきながら畑の補修です。モグラも狸も生きるために必死になっているのは理解できるけど、でも納得できません。もう止めて欲しい。対策を考えなくては。

  • 周りはとげとげ




家の周りに栗が、とげがいっぱい。
大昔の記憶の猿蟹合戦、猿退治に共同戦線を張った栗と蜂と臼はまず、囲炉裏の灰の中に栗が入った。はじけた栗に逃げた猿。そんな話が少しひらめいての栗拾いだった。
「木もれび庵 たゆたゆ」には大きな山栗の木が数本あり、小屋の屋根に”ドンドン”と大層な音を立てて落ちてくる。京都に住んでいた頃の丹波の栗は大きかったが、ここの山栗は小さい。しかし、小粒は味が濃い、と感じながら料理に工夫をこらして食べている。
栗の落下の音があまりにも大きいので、この冬は少し枝を払おう。
ツワンコの花が咲いた。
コンニャクも元気だ。


「木もれび庵 たゆたゆ」を取り巻く”薄紅のコスモス”と”豊かなジパング”。
コスモスも朝陽に顔を向け、夕陽を眺める。ひまわりのようだと最近思う。
昔、ジャパンはジパングだった。米を日本人は大切にしてきた。今は「事故米」なる物が出現し、この問題はこれまでの自民党政府のいい加減な体質の一つの具現化であってビックリもしないが、今後もドンドン新たな問題、”国民の知らぬが仏さんの世界、知る人は知る世界”が白日の下に晒されると思う。でも僕はもう、悲しいかなとっくにさめています。
でもでも最後の叫びです。
農地法を「改正」して、耕作放棄減反を改めて自給率を上げようよ。誰でもが田畑を耕し、米や野菜を作れるような時代が、江戸時代のような社会が来て欲しい。当時の世界の都市のなかでも有数の都市、都市機能としては優れて人間に優しかった都市、江戸。フランスのパリより優れた江戸。そんな時代に住んでみたいな。