春の阿蘇です

今日は春雷にビックリ。
春なんですね。啓蟄ですからあの一瞬のうめき声はカエルかな!!
彼岸ですから水俣までお墓参りに行きました。ツバメの舞を横目にご先祖様の前で般若心経を唱えました。
百姓にとって比較的時間が自由に取れるのは1〜2月ですから、中途になっている四国の巡礼に出かけようかな、と考えていた今年でしたが、身近な人が亡くなり次の機会になりました。
「木もれび庵 たゆたゆ」の風景も春めいています。すべての生き物が「春よこい!早く来い」と言っているようなできごとを今、ハダで感じています。
坊主になっていた樹木も3月はじめの雪から4月の新芽に、そして5月には緑に覆われるのです。



そして、春は心が自由になります。野山が笑い、小鳥がさえずり、水温むこの季節には、「よもすがら 仏の道を たづぬれば   わがこころにぞ たづねいりける」(一休)と詠まれたこの歌に心が寄り添っていくようです。
ヒヨドリがいつものように早朝からミカンをもらいに来ました。