みにくいあひるのこ

あさ、玄関を出たら暖簾にしがみついている1羽の”うすばかげろう”、初夏の涼しげな風景です

蜻蛉と名がついているけど1日命の草食の蜻蛉と違い肉食で2〜3週間も生きているそうですよ
幼いときは土の中に潜っているグロテスクな虫、俗に言うアリジゴクの主でもあります
じっと待ってばかりでいつ餌にありつけるかわからないから全部消化するよう肛門がないのでウンコしないんですって
でも、孵化して成虫になると男心(女心だって)をくすぐる翳りのある、はかなげな風情
”うすばかげろう”の名前の由来は羽にひかりが当たると陽炎のようにきらめくからだそうです
そしてこの種のなかで一番羽が薄いから”薄羽蜻蛉”と呼ばれています


[   巣穴(通称・ありじごく
だれ?”薄馬鹿・下郎(うすばか・げろう)”って陰口叩いてんのは、イメージダウンじゃないの、喰っちゃうわよ