せいだのたまじ

 
     上・カブとニンニクとラデッシュ 下・新じゃがとワン・ピース
久しぶりに晴れました
洗濯はじめると電話、有機農業している同級生のY君からです
「明日から又雨が続くから、もうジャガイモ掘った方がいいぞー」 「でも、まだ葉っぱ枯れてないよ」
「今年は雨が多いからいつまでもおいとくと、腐る」 「あら、大変」
今日はMさんの宅配日、ちょうどよかったです
Mさんは玄米を5キロ同梱しますので野菜は少なめです
今回は新じゃが芋、春キャベツ、グリンピース、フキ、サンチク筍、セリ、山ミツバです



残っていた小さなメークインを植えた畝が少し葉が黄色になっていました
掘ってみるとこぶし半分ぐらいの大きさが1株に2〜3個だけであとは親指大がコロコロ
でも、植えた芋の5倍ぐらいの重さは取れたのでよしとしましょうか
この小さなジャガイモを”せいだのたまじ”にして食べるのが好きです
”せいだのたまじ”???でしょう
長寿村で知られる山梨県棡原(ゆずりはら)の伝統料理です
小粒のジャガイモを皮付きのまま油でよくいため味噌をのせ、水を少し注ぎ入れじっくりと何時間も煮込むのです
カリウムの多い体を冷やす{陰}のジャガイモを味噌のナトリウムと油と時間をかけて{陽}に変換した絶妙の長寿食です
冬はストーブの上でコトコトやってますが新ジャガのときはガス火でコトコト・・・
今日は新ジャガを塩とハーブで下味をつけ焦げ目がつくまでじっくり蒸し焼きにしました

ついでにコカブとグリンピースとラデッシュとニンニクもまるごと入れました
串に刺した熱々を糀(こうじ)味噌をつけて食べるときりがありません

  われらはベジタリ・ワン ”せいだのたまじ”はうんめ〜よ!