ブラウソネッテイアの実、そしておまちかねの実

今朝はまだ靄がかかっています
先日デザートに使った梶の実は、よくよく調べたら楮(こうぞ)の実でした

くわ科で樹皮が和紙の原料にもなるので”紙の木”ともいわれます
学名はブラウソネッテイア・カジノキ
ブラウソネッテイアはフランスのお医者さんで自然科学者の名前です
日本書紀には610年に高麗の僧が日本に製紙技術をもたらし、そのとき楮の木が持ち込まれたとかかれているそうです
「紙麻(かみそ)」が「かみぞ」になり「こうぞ」になったとか
くわ科なので”マロウベリー”と同じようにベリーですね
木苺と同じように甘いです
昔は日本のあちこちで紙の原料として栽培されていたのでしょう
今でも、鳥が種を運ぶんでしょうか、結構あちこちから芽吹いてきます
でも、割と大きくなって、最初は知らないでがんがん切り倒しておりましたが
実がなるのに気づいて、口に入れたら甘かったのでそれからは採取してます
私はなんでも口に入れて確かめるので地元の友人から危ないからやめてよと忠告されてます
苺類はみんな食べられると知ったので蛇苺も食べてたら、ヒンシュク買いました
毒だから吐き出したのではなく”うんまくね〜”から吐き出したのですが


さてさて、お待ちかねのマタタビ、”チュウエイカ”できてました

花が全部なるというわけではないので、数は少なくなってますがでも、うひひもんです
ただ、枝がつる状で崖の上の木に絡み付いているので採るのどうしよう?
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