花のかおりに包まれて


白い花が好きな私にとって、ここでの暮らしは嬉しくてたまりません
早春のハクモクレン、コブシから始まり、ノイバラ、コガクウツギ、ヒメウツギ、ウノハナ、ガマズミ、夏椿、沙羅、クチナシマタタビエゴノキヤマボウシ、ハイノキなどなど、この周りでは何かしら白い花に出会えます
そして、何かしらいい香りが漂ってます



今はノリウツギが満開です
ウツギは枝の内側が空洞になっているので空木(ウツギ)と呼ばれ、紫陽花もその一種です
ウツギという名がついていても、ユキノシタアジサイ属のものとユキノシタ科ウツギ属のものがあります
私はまだ属のその違いがわかりません
で、この”ノリウツギ”はアジサイ属で、
朝、戸を開けるとあま〜い香りが入ってきます
ここに住む様になって感じるのですが、花はいつもいつも、香っているのではないようです
時間帯によって、とても濃厚な香りを出すときがあります
それも、決まっているわけではありません
初夏のノイバラやコガクウツギのは朝10時ごろや午後3時ごろ、むせ返るように感じます
ノリウツギは早朝から香っているような気がします
記録をとっているわけではないのですが、光や虫との関係もあるのでしょうか



畑の下のホタルが生まれる水路のそばにある大きなノリウツギ
沢山の白いブーケが青空に映えてとても美しいです
この木にはアケビも共生していて、もうかわいい実をつけています

まだまだ、暑さは厳しいですが、確実に秋と入れ替わりつつありますね