バック・シャン

ダンス習い始めたら、細かいところの確認をしたくなった
グループレッスンは、ある程度、全体の動きに合わせていくので
ステップを覚えて、ついていくのに必死で、なかなか自分の悪い癖をチェックできない
それで、個人レッスンを受けることにした
先生は先日アップした黒池 舞さん
1時間半かけて市内の練習場へ出かける
舞さんは小柄だけど、筋肉のつくところはしっかりついて、
それでいてぴっと締まるところは締まっていて迫力のあるダンスを踊る

 
「ルンバが上手くおどれるようになりたいんですが」
はい、それではまず、立ち姿をチェック
息を深く吸って、はい、そのまま胸を張って、あごをひいて、すこしツンとした面持ちで
目線は少し上をみて
お腹を引っ込め、お尻をすこしデッチリふうにして、頭から一本の糸で操られように

ダンスは背中で踊るのよ
肩甲骨を意識して広げ伸ばし、自由自在な表情を作れるように

足首は真直ぐではなくて少し斜めに、そう、きれいに見えるでしょ
足をそろえるときも、足首はまっ正面向けて、ぴっぴっと小気味よく
リズムに乗るというのはそのまま動くんじゃなくて
溜めるところはおもいきり溜めて、動くときはすばやくね
手の指は中指を下に向け、指をピンと伸ばす
横は真横より少し上、上に伸ばすときは耳の少し後ろにつけて


「はーはーふー、きつい〜」
個人レッスンとはこういうものなんだろうな
一つ一つの動きが全くなってない私には、30分もすると足はがくがく
ステップばかりに気を取られていると手がおろそかになる
手に気をつけていると足がおろそかになる
それより、姿勢が崩れてだんだん前かがみになってくる


「難しいな〜」
練習よ、意識して動く、家でも、ちょっとお腹引き締めて姿勢意識して歩く、ねっ
舞さんは優しく言う
はい、舞さんのように魅力的なバックシャンでいたいです



10月3日に福岡の”ダンス銀河”で黒池舞さん、アルゼンチン出身のダンサー、marcelo stellaさん、
プロ競技選手の牧口吉光さんの”社交ダンスとサルサの競演”が予定されています

あでやかな舞さんのダンス、応援に出かけます
お近くの方は是非見に来てください