稲刈り・1日目

今日は快晴!さあ、体調も整ったし、やるぞ〜
「ごめん、キリコしゃん、私今日、体調悪い」「へっ、なんてこっちゃ」
どうも、私の体調悪いのも食べすぎではなかったみたい
「こりゃ風邪だね、いいから今日は寝てて。助っ人来るから大丈夫よ」
kithitさん、それでも這い出して、昼の弁当作り手伝ってくれる
山栗ご飯・だしまきタマゴ・昆布とシメジのたいたん・胡瓜玉ねぎ塩もみ
・地鶏入りのっぺ汁

8時半ごろ助っ人の ryu & reiさん夫婦来る
稲架け(はざかけ・オダがけともいう)の竹や稲刈かまをトラックに積み込み
kithitさんの入れてくれた美味しいミルココーヒーを頂いてから、いざ、出陣!

田んぼに着くと、畦際に稲わらがたくさんおいてあった
実は、稲を刈って束にまとめるとき、水に湿らしておいた去年の稲を使うのだけど、昨日、保存しておいた稲束を見たら、雨に当たって使い物にならない状態だった
あわてて、田んぼのオーナーさんに、「どうしよう、稲束つかえな〜い」
「あちこち聞いてみるから」
それで、今朝となりの田んぼのじいちゃんが置いていってくれてた
助かった、有難うございます
一人になってから、特に田んぼの周りの人がいろいろ気を配ってくださる
田んぼに、車落っこちそうになったときも、通りすがりの人から、オーナーさんから駆けつけてくれて皆で車輪上げてくれた
隣の事務所の方は、車はうちの敷地に入れなさいといってくださる
田植えしていると、トラック止めて、「おつかれさ〜ん」
草取りしていると「もう少し水張ったほうが採り易いよー」
オーナーさんは「畦草刈っといたから、ヒエもぬいといたから」
たくさんの方の暖かい見守りと励ましで、無事稲刈りにこぎつけた

苗が小さいうち3回ぐらい、草取りをしたけど、苗が草より大きくなってきたらもう、採らないでほおって置く
ひえが出たり、稲より背が高いのは時々見回りのついでに引き抜いていた
その程度だから、水草は共存して生えている
草が稲に混じらないようによけて刈り取り、ついでに草も刈って田んぼに戻してやる
暫くすると、庭師さん親子が手伝いに来てくれた
息子庭師は小学校の授業で稲刈り体験をしていたそうで、心強い

まず、稲架けのスペースを確保するため、東西に長く刈り取っていく
片手いっぱいぐらいになる分の株を切り取り、脇に置く

今年は1本か2本植えにしたので株が小さくて4〜5株が片手いっぱいぐらいが一束だ
その上に交差させてもう一束分置く
最後にもう一束交差させて置く

この3束が稲架けに架ける稲一束分
どんどん刈り取っては、おいていく
スペースが出来たら、父親庭師が支えを打ち竹を乗っけて、稲架けをどんどん作ってくれた

12時にお昼休憩
バーナーでのっぺしるをあっためる
庭師さんの差し入れの温泉蒸しタマゴ・サツマイモ・栗も並んで
豪華な昼ごはん
最後の甘味はkithitさんおもたせ阿闍梨
皮がもっちりしてて、薄皮ドラ焼きのようで美味しかった

刈り取りと結束の時間は同じくらいかかるので午後からは稲架け分を作り始める
一束分をぬらして置いた稲で切り株の元を一巻きしてしっかり〆る
ワラの残りを3,4回ねじるようによる
ねじったワラを株元を縛ったワラの下からねじ込むように入れる
株元に向けてねじこむと、ほつれにくいのだそうだ
これ、結構、難しいんだよ
ある程度まとまって出来たら、稲架けにどんどん架けていく
これも一束を2:1に分けて手前と向こうに交互に架けていくと平均に重さがかかり、ハザが倒れにくい
架け終わったら、細長いシートで稲の切り口に屋根をかけるように覆い雨対策をする

5時に3分の1を残して今日の作業終了
kithitさんに明日体験してもらわなくては来た意味がないからね

戻ると、kithitさんが夕食の準備していてくれたので
山の上の下鶴温泉に3人で出かける

夕陽は落ちて、お月様がだんだん輝きを増してきたころ
阿蘇5岳もうっすらと影を残し、いつまでも、見飽きない
夕食はおでん・煎り鳥・レンコンキンピラ・茹で野菜・焼き野菜・塩もみサラダ

ビールで「1日目終了、おっつかれさ〜ん」
食後の甘味はまたまたkithitさんおもたせケーニヒス・クローネの抹茶ケーキ
VSOP入りロシアン紅茶、もちろん苺ジャムいりだよ〜ん
すごい贅沢だねー
心地よい酔いで、9時にkithitさんいちぬけたー
明日に備えて、お布団にもぐりこむ
いつものごとく、ryu & rei さんがあとかたづけしてくれている間ブログかいてます
そんでも、写真のアップがものすごく時間かかって、みんなの所訪問してもまだ、出来てない
やっと完了が12時
もうだめだ、まぶたが落ちてきました、おやすみなさい