今週のお題・2010年私の漢字・”守”

このお題が出たとき、いろいろな漢字が浮かんできた
喜・穏・温・安、などなど

でも、これらの感情がわきでる大元にあるのは
”守られている”の”守”かな

この1年、どこにいても、何をやっててもユズボウから守られてると感じた
おっちょこちょいでお人よし、分をわきまえず猪突猛進
こんなキリコは危なげでいつまでも目が離せないんだろう
「あんたは子供のように、なにしでかすかわかんないから
僕がいつも見守ってなくちゃ・・・」これが口癖だった



見守る・・・ 無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る



ユズボウの友人もさりげなくそっと見守ってくれる
メールくれたり、お線香上げに来てくれたり
だから、恥じない生き方をしようと心に誓う


隣人も深入りせずそれとなく見守ってくれる
隣のじいちゃん、物忘れもひどく、よたよたと歩き、道端のいすに座って日向ぼっこする
「おじいちゃん、元気で何よりね〜」と畑から声をかけると
「あんたも一人で大変じゃろけど、がんばらんば〜」

じいちゃん、私のことわかっているんだー
ありがとう、心に留めててくれて、
だから、がんばれるよ〜


お墓参りにいけば、地元の友人がいる
ちょっとの時間をさいて、付き合ってくれる
「元気しとったね〜」
だから、往復6時間のお墓参りもなんてことはない


もっと遠いところから見守ってくれる人たちがいる
星をつけてくれたり、コメントかいてくれたり
今日も書いているだろうかと安否を気使ってくれる人も


わざわざ、尋ねてきてくださる人もいる
元気頂きましたとメッセージノートに残してくださる
それは、私にとっても温かく力強いメッセージ


どこかでそっと私を見守ってくれているたくさんのまなざし
それを思うだけで心は喜びに満ち溢れ、穏やかで安心した毎日がすごせる




今、キリコは母のそばにいる
いつも、前向きで、頑張り屋で、一番身近な尊敬する女性
小さくなった母を見ていると、いつの間にか自分と入れ替わる
未熟児で生まれ、育たないかもしれないといわれたこと
のりこえても、病弱な体質はそのままで、しょっちゅう病院へ担ぎ込まれていたこと
そんな時、母はベッドのそばでどんな気持ちで私を見守っていたんだろう
大人になっても心配ばかりかけてて、結局、遠くの地へ離れてしまった
それでも、ほかには何にもいわないで、ただ
「悔いのないように生きなさい」と静かに見守ってくれてた


これからはキリコが母を見守る
無事であるようにと願いをこめて