花を召しませ、らん・ら・らん

K君からお土産に頂いたナバナです

野菜を作り始めて日が浅いので、加減がわからず種を多めに蒔いたら発芽率100パーセント
食べきれず、今日はこちらへ、明日はあちらへと、摘んでも摘んでも花芽が出てきて、
もう見るのもいやだ、好きなだけ摘んでいってよといわれました
つぼみ菜大好き、なキリコは山ほどかかえてルンルンです


”鼻には花を”といわれます
花を食べる・・・とくに春先にとう立ちして蕾をつけた野菜を食べるのはとても身を軽くするのに効果的です
花粉症には花粉をもっている野菜をたべれば免疫力がつくし、
そんな野菜は花粉を分解する酵素も含んでいるので症状がおさまるといわれています
蕾のほろ苦さのもととなるアルカイドには新陳代謝を活発にする働きがあり、ビタミン類もたっぷりなのです
それに、何といっても、花を咲かせ種を作り子孫を残そうとする、
力強いエネルギーに満ち溢れています


菜の花を筆頭に蕗の薹・コウサイタイ・ブロッコリー・カリフラワーは勿論のこと
畑に取り残した白菜・小松菜・チンゲンサイ・ほうれん草・キャベツ・大根、などがあったら、とう立ちさせて花が開かない蕾を柔らかい茎ごと摘み取ります

生のまま、天ぷらや炒め物・塩漬け、さっとゆでて、おひたし・辛し和えなど、どんな料理にも使えます

花粉症の人は少量でも、毎日取ることがいいとか
春特有のけだるさなども、これで解消するのは本当です
キリコはとう立ち菜が大好きでいろんなのを食べてますが
風邪も引かず、元気にすごせてます


”とうが立った人”も柔らかい蕾のところを食べていると、
ふうわり優しい人になれるような気がします