手前味噌

自家収穫大豆で味噌を作り始めて4年目になります
1年目は米を蒸して、糀作りからやってみました
でも、温度管理が難しく、ユタンポ入れた布団やコタツで、糀の花が咲くまで気が抜けません
それでも、大豆をミキサーで潰し、5キロ作りましたが、1年待てず、8ヶ月目から食べてあっという間になくなりました


2年目からは隣の産山村でキリコの子供ぐらいの年齢の”食を考えるグループ”と知り合い
一緒に作るようになりました
大豆を一晩水につけ、翌日、布袋にいれ、蒸し温泉に持参し地下蔵で一晩じっくり蒸します
翌朝、引き上げて、熱々を潰し、温度が40度ぐらいにさめた所に天然塩と地元の無農薬米で作った糀を混ぜ込み、
団子に丸めて、空気をぬきながら、たるに詰めていきます
表面に薄く塩を敷き詰めて重しをして1年寝かします

温泉で蒸された大豆はあめ色で、そのまま食べてもとてもおいしいです
それに、家族に安全な物を食べさせたいと思う気持ちと
皆で笑いながら楽しく作業することがよりおいしくなる要因だと思います
本当に、1年寝かしたこの味噌は美味しいです

去年はキリコは米味噌30キロ、麦味噌20キロ仕込みました
今年は大豆の収穫が少なかったので、米味噌25キロ仕込みましたが
グループの人で実家の分もといって50キロ作る人もいます



お味噌は日本人の体に最も合った、発酵食品で、且つ万能の調味料、
和風は勿論、洋風、中華風にも活躍します



これからも、お味噌は作り続けたい
それには自分で収穫した安心な大豆を使いたいね
今年も、作業後の食事をしながら、皆で話し合いました