影・魔女3号、キリリコの報告

昨日と今日の2日間、久しぶりに影・魔女3号は
手打ちそば”しゅん”のアルバイトへ出かけた
この頃は若い子が掃除や下準備してくれるので
重役待遇で10時半頃から顔出しする

身のこなしがキリリとして客受けがいいと評判の
影・魔女3号のキリリコは、主に接待・案内係だが、
修行の身なので配膳から皿洗いまでなんでもやりまっセー

夏休みにはいって子供連れの家族が多くなってきた
ナニナニ?
人間の子供を見ればその親がわかる、フンフン


昨日、突然の雷雨で車に戻られる方が困るだろうと
玄関に傘を用意し、お使い下さいと声をかけたら、
たぶん年長さんらしき一人息子
「すみませんね〜お手数おかけ致しまして」
「!!!いえいえとんでもございません(こちらが恐縮しごくです)」


「おいしかったです、有難うございました」って、お礼いう子も多い
(人間の子は本来礼儀正しいもんなんだな〜)


お嫁さんに手を引かれた年配の方も
「久しぶりに美味しいお蕎麦でした、有難うございました」
と丁寧に頭を下げられる
「こちらこそ、有難うございます
又のお越しをお待ちしております、どうぞお元気でおすごし下さい」
(実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・ナルホド)

立ちっぱなしの仕事は結構な運動量だけど
一口すすって、美味しい!とお互いの目で確認し合うお客様を見ると、疲れなんか吹っ飛ぶ
(もともとがぶっ飛んでるからね!)


キリリコはいつも思う
これは店主の頑固なまでの想い・・・[
本物を、美味しく、的確な値段で味わってもらいたい・・・が伝わるんだろうなと
人の思いはこれほどまでに強く作用するものなのか
まるで魔法のようではないか(???)と
修行の身にとって学ぶことがここにはたくさんある

後輩も素直でよく動く


でも、でも、本日完売の張り紙で閉店した後
山と積まれた食器を眺めて鼻・ピクピクしたい衝動に駆られるのを必死で我慢しているキリリコでもあるのだ