君がため

今朝はこんなにいい天気なのに明日から又、雪が降る模様
ちょっと迷って 電話かけてみる
「今、品数あまりないのですが、どうしましょうか?」
「いいですよ、あるものだけ送って下さい、待ってますので」

ああ〜、涙出るほどありがたい

今朝の畑は霜で真っ白、
巻かないキャベツの葉にはお日様の光を集めて閉じ込めたような水玉が輝いている]



路地の葉物は殆ど地にへばりついたままで育ってないし
短大根、人参は凍った土の中に閉じ込められたままて掘り出せない
かろうじて、菊芋は凍らないでみずみずしい
[

でも青菜はハウスのなかの小さな小松菜とホウレンソウだけ
他になにかないかな〜?
立ち枯れたマコモを掻き分けてみると青々としたセリが顔を出す
そうか、今週末はもう立春だね 
”君がため 春の野に出でて 芹菜摘む わが頬撫でる 風は冷たき”か
いやいや、君がためなら、冷たい風どころか深い雪だってなんのそのだ

こんな気持ちにうちの子は応えてくれるんだろうね
「キリコさんちのお野菜は箱を開けると話しかけてくるように元気です」
といってくださる、そして、大切に取り扱って下さる
親としてとってもとっても嬉しいな
今日旅立った子は
里芋、薩摩芋、馬鈴薯、菊芋、玉葱、巻かない白菜、セリ、小松菜、ホウレンソウ、節分用に大豆