妙心寺  そして、憧れの阿じろで

洛西、花園に位置する臨済宗妙心寺派大本山
1337年に花園天皇が無相大師・関山慧玄を迎え離宮を改め禅刹としたのが起こりで、46の塔頭寺院をもつ京都最大の禅寺ですね
今回は山門、隣華院、玉鳳院が公開されていますが、すべてカメラ撮影はダメでしたので、パンフレットからでごめんなさい
玉鳳院の襖絵  伝狩野安信「竜図」



山門の天井絵


隣華院の襖絵  狩野永岳「西園雅集図」



妙心寺の法堂には常時公開されている狩野探幽筆の迫力ある天井画雲龍図があります

開山関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が55歳のとき、8年の歳月を要して描きあげたとされる。直径12mあり、龍の目は円相の中心に描かれるが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見え、通称「八方にらみの龍」という。(臨済宗公式サイトより)
ええ、これも位置を変えると、龍の首が下りから登りへと変化して睨んでいます
あはっ、あんまり上ばかりむいてたら首疲れちゃいました



そして妙心寺での拝観が終わった時はもう2時も過ぎていました
連れのMちゃんに「おなか空いたね〜、どこ行こうか?」
花園駅の方へ歩き始めると 精進料理の”阿じろ”がありました
一度は行ってみたいと想っていたお店ですが、予約してないし・・・
でも、ダメ元で尋ねてみると、お弁当だったら大丈夫とのこと
ラッキー!


緋毛氈のしかれた十牛図の襖絵の部屋です

まず、おぶです

食前酒・胡麻豆腐
[
椀物

縁高重・ご飯・汁物・香の物
]
水物


はぁ〜、目にも口にも艶やかお料理でした
お膳でいただくとなんか贅沢な気分になりますね、元気でてきました  

\3,465(税・サ込)でした