読書は寝ても覚めても

今週のお題・夏に読みたい1冊

読みたいというより、読んじゃった! そして、皆様に是非読んでいただきたい1冊と思いました今まで、生や死や魂や波動のことを宗教や精神世界の本を読みあさり、自分なりに”そうなんだ、そういうことなんだ”と納得していました でも、”実験で無機物から有機…

永い夜と昼

その1・知人から「このごろあの人、おかしい」って聞いた。 以前はしょっちゅう夜遅くに電話かけてきてた、 そういえばこの頃かけて来ない 気になってしばらくぶりで電話してみた 「元気?」「お陰様で」「仕事はどう?」「まあそれなりに」「あの〜、私キ…

バレンタインデーに風邪ひいてまんねん

月曜日から降り始めた暖かい雨 樹々にも畑にも、そして私にも恵みの雨でした竜安寺 京都から帰ってきた翌日の月曜の夜から鼻水と咳が出始めました 毎年、この時期にこんな状態になります 熱がひどい時もありますが、今回は熱は出ず少し頭が痛いだけです 恒例…

詞集たいまつⅠ

今日久しぶりに、ユズボウの書棚を覗いてみた そこに叫んでいるムンクを見つけた 彼の愛読書 ”むの たけじ”の詞集「たいまつ」 学生運動、組合運動に取り組んでいた時、彼を勇気づけたであろう詞の数々 そして、百姓となってからも彼の中で生き続けていたで…

MY おみくじ

本当はね 今日の天気予報は、快晴で穏やかー で、昨年やり残した、ソラトビに行くはずだったのです ところがですね〜、もう無茶は出来ません、起きあがれませんでした、 結局、こたつに潜って、恨めしく外眺めてました でも、機会見つけて空、飛びますよ〜 …

野草の声を聴く〜ファン・デグォンさん生命平和ツアー

今夜は知人の波多野毅さん主宰のTAO塾で行なわれた 韓国の作家で環境平和活動家の ファン・デグォンさん講演及び会食会に出かけてきました[彼が書いた「野草手紙」(NHK)は80万部を越えるベストセラーとなってます]ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

にんげん、やさしささえあれば

久しぶりにいい言葉に出逢いました 斎藤隆介・作、滝平二郎・絵「モチモチの木」からです じぶんで じぶんを よわむしだなんて おもうな にんげん やさしささえあれば やらなきゃならねえことは きっと やるもんだ 昨日、ブックオフで絵本「モチモチの木」を…

じゅていむ・すうぷ

以前、ラジオで小川洋子さんが本を紹介してたコーナーがあり、よく聞いていた そのなかのひとつが”食堂かたつむり” なんとなく、浮世離れした所の童話的で読もう読もうと思いながら、機会がなかった そしたら、映画化させてしまい、DVDとなっちゃってた私は…

ちょっとそこのあんた、顔がないですよ

見開きにドキッとするこの言葉写真の一頁目 ”死の瞬間が、命の標準時” そう、1983年に刊行され、27刷を数える藤原新也のロングセラー 生と死を謳う現代の聖典”メメント・モリ”の新編です ”メメント・モリ”、ブログで知り合った若い女性に衝撃を与えた…

今週のお題・課題図書・植物の神秘生活

子供の頃病弱で、運動が制限されていたので、時間つぶしに本ばかり読んでいた 知らなかったことを知り、理解するいうことが面白くなった そのうち、人生の転機、転機に必要なものが自然と手元に現れるようになった なんで、こんなものに興味がでるの?と思っ…

脳が肥大化した人間

痩せた百姓にとっては、真夏の太陽は過酷過ぎる。干上がりそうだ。だから、昼間は昼寝しながら読書にいそしむ。 今日読み上げた本は、「動物はすべてを知っている」(J・アレン・ブーン著上野圭一訳)。 紹介文は次のように記している。 ー ハリッドの百万…

水の話

阿蘇・産山(うぶやま)の池山水源でポリタンクいっぱい水を汲んできた。 南阿蘇・白川水源、西原・お池さん、久住・炭酸水が有名どころだが、阿蘇久住ラインにはいたるところに湧き水を発見する。水だい好きの私としては聞き耳を立てて駆けつける。 ≪写真:…

人間と繋がっている植物と動物

二十四節気の一つ”芒種”は明日 古代中国の季節区分法の一つ、”芒種”は「芒(のぎ)のある穀物を稼種(かしゅ)する季節」とある。”芒”の語彙は穀物の先端の細毛、他にはススキということだから、私なりに解釈して「米とか麦の種をかせぐため、豊作を願いなが…

小川未明の童話

キリコは時々無性に童話を読みたくなるのです 浜田広介、新実南吉、坪田譲治、椋鳩十、宮沢賢治、そして小川未明 ー 宮沢賢治では”注文の多い料理店”が好きです なんか、楽しそうにしていた二人の猟師がだんだん、?、と思うようになり 最後に恐ろしさで逃げ…

ジャガイモの花は何を語る

満願寺農園のジャガイモも花をみせている。 ジャガイモのルーツ 原産地は南米チリのアンデス高原。南緯20度前後、海抜2、000メートルの高地だが赤道に近く太陽が強烈。日本のジャガイモ産地北海道は北緯40度前後、つまり昼間の温度と夜の温度の差が…

”OUT”と”保険金連続殺人事件”

元看護師による連続殺人事件の主犯格と言われる女性に5月17日、福岡高裁は死刑判決を下した。 このニュースを目にして思ったのは、似たようなミステリー小説を読んだな、であった。 この事件がおきたのは、98年1月。似たような桐野夏生の小説”OUT”…

水は生命の源、そして、私達への警告

森の中にある「お池さん・揺ヶ池(ゆるぎがいけ)」は、阿蘇・西原村、俵山の麓にある。 大正時代から”神の水”として、多くの人が遠方から水を汲みにきたと立看板に書いてあった。 近くにもう一箇所、水の神社「塩井神社」がある。池の中にはペトログラフの…

子どもの心を持った大人たちよ

キリコは詩や短歌、俳句などの本が好き。 その時の気分でページを開く。適切な1編、1句に出会うとそれで満足。 その風景、その状況の中にすっと入っていける。 もやもやしている時、自分に代わって言ってくれる言葉に出会うとスカッとする。 切ない時、それ…

空海の風景ー司馬遼太郎

サラリーマンを辞し後、久しぶりの司馬遼太郎だった。 この「空海の風景」は1975年に世に出たというから、私が新聞社をやめて金融機関に再就職した頃になる。 空海が唐で密教を学ぶことに始まり、最澄との出会い、交流と決別。日本人物史上、傑出した空…

目からうろこのお話、驚嘆するお話

魔女キリコの登場です。 それでは、とてもハッピーな本を紹介します。 ー :余話:写真の説明をしましょう。[阿蘇外輪山の中に入り、噴火する中岳を捕らえたショット] ー ”植物の神秘生活”ピーター・トムキンズ、クリストファー・バード共著 新井昭廣・訳 目…

農作業は自然のリズム、月のリズム

14日は旧暦の12月15日、望月だった。 もっとクリアーな写真だったらいいのだけど、めったにないチャンスとシャッターをきりました。 「月の癒し」ヨハンナ・パウンガー著 この本の帯には「月のリズム」があなたをきれいにする、と書かれている。 ”自分という…