ニャンコの事

昨日から県内全域に大雨洪水警報が出てました
特にゆうべから未明にかけては雷も鳴り響き、平成12年の阿蘇地域の土砂災害が思い出され、なかなか眠れませんでした
実は29日に、いい湯だな〜と浸かっていた阿蘇温泉センターも当時被災しました
その時に崩れた崖はもう綺麗に修復されていましたが、その傍を流れる小さな川は今回は大丈夫だろうかと心配になりました
今朝のニュースでは熊本市内の川があふれたところもあったようですが、特に大きな被災はなかったようで安堵しています



で、昨夜心細かった時、そばに居てくれたのが・・・このニャンコです
温かい体温が伝わってきて、安心でした



出会いは?
久しぶりの快晴だった28日の午後、風を通すために開け放っていた玄関で、にゃーご!
うん?と覗きに行きましたが何も見当たりません

和室に戻ってみると庭先になにやらしっぽの長い動物が



最初、きつね?と思いました


でも、目が合うと・・・にゃ〜お!
あら、猫!


用心しながら近づいてきて、ねえねえ、なんかな〜い?

よく見ると、痩せてて、毛並みも汚い

早速、冷蔵庫から煮干を取ってきて縁側に置くと・・・コチラの様子をうかがいながらサッとくわえて、庭先でモゴモゴ
慣れてくると、部屋のなかにまで入り込もうとする



まてまて、初対面のどこの馬の骨かわからないやからを家の中に入れるわけにはいかん

いやいや、馬の骨ではありませぬ・・・きっとお役に立つ猫の手でございますよ
ねえ、ねえ、よく見ると可愛いでしょう、と縁側に寝そべり、あっち向きこっち向きしながらゴマをする

全く、なんちゅう猫じゃ!多分、飼われていた猫だろうな


そういえば、思い出しました
一週間ほど前、畑に出向いた時、草むらから、にゃーと鳴いて飛び去った茶色い猫がいました
普通は初めて出会うと脱兎のごとく逃げ去るのが多い猫族なのに、なんでわざわざ鳴くんだ〜変な猫と思ったものです


あの時の猫かいな?

ねえねえ、うち、お宅においてくれへん?遊び相手になるで〜
うーん・・・
実は去年8月に清兵衛が7歳で突然死、11月には19歳でハナが大往生
元気になったとはいえ、話し相手がいないのはちょっと寂しい
かわいいロボットでも側におこうかなと思っていたところでした


そんな時に現れた若いニャンコ
子供の時から飼っていたペットは実はニャンコだったから、馴染みは深いのだけど・・・私だって寿命がどうかわからないし
でも、この子大好きな佐野洋子さんの描くニャンコの雰囲気に似てるな
(100万回生きたねこのしろいねこ)


まあ、暫く縁側でご飯食べてもらって、出て行かなかったらうちの子にしようか

ゴロゴロ、にゃ〜ん、
お情けありがとうざいますだ〜


くくくっ


しめしめ、演技大成功!
?なんか、舌出してたような・・・しろいねこには似ても似つかない?


まあ、いいか、でも呼び名どうしよう
ごますり猫だから、ゴマにするか?
野良猫風だからノラにするか?
みーみーと鳴く茶色猫だかミーチャン・・・ミーチャ にするか?