初雪を知らせるカマキリ

初雪を予知するカマキリ

畑にはカマキリがすごくたくさんいます。大根の茎にいるこの母親カマキリは子だくさんですね。
酒井博士はカマキリの予知能力を紹介しています。
「産卵終息時期から数えて30日目頃に初雪が観測され、産卵ピークから数えて90日目頃が根雪の始まりとなることが多い。平均気温が高くなれば産卵が遅れ、初雪も遅くなる。子孫を残す為母親が産卵できる気温と生まれた時に幼虫の餌となるアブラムシやカイガラムシがいないといけない」「地中から伝わる振動や音を感知して天気を予測する。積雪量を予測して産卵位置、高さも決めている」。先生は、植物も雨や雪の降る量を感知して水分保持を調整しているとおっしゃる。
驚嘆する説だが、僕は支持したい。宇宙は一体であり、そこに住む生物はすべてが他者を内包していると考えるなら、この説は正しいのである。