雪はなくともバリバリの野菜

コマツナ君、元気

雪は日陰のみ、道は「やっとこさ」スイスイ通れるようになり喜んで畑に行った。
残り雪には例の足跡がいくつもあった。しかし礼儀よく、半分雪下の野菜をよけて歩いてるじゃないか「この動物可愛いな」と思った。
かじかんだ手足がすごく冷たい。大昔?幼き頃の手はアカギレ手、あかぎれなければ霜焼け手。今の子はそんな手はしていない。とてもきれいな手、でもその一方でアレルギー体質や体が弱体化してきている。
そして思い出すけど、真っ赤なリンゴのほっぺの子もいなくなったンダ。

  • 畑の話に戻そう

白菜の防寒対策は、まず頭を「ちょんまげ」にする。自らの外葉っぱを頭にいっぱい載せて。次には足元を籾殻で覆う。寒冷紗(風通し抜群のカバー)をかけても良い。
大根のそれは、土や籾殻で首まで覆う。ほとんど土かぶり状態にする。これを「もみがらマフラー」と名づけよう。
そんなこんなの防寒対策も半効果です。
毎日毎日の「低温注意報」で、凍土の「バリバリ畑」と名づけた畑はいくらマフラーやちょんまげしてもダメ。大根の首は氷状態ですよ、白菜の足下も凍結です。

  • 続々凍死ダ

おそるおそる家に持ち帰って、大丈夫かなと思いながら白菜の外葉を幾つか取ると「なんだ、青虫が丸くなって凍死してるじゃないか」「こっちはてんとう虫だ」「ここにはクモ」。
みんな寒くて隠れたけどこごえ死んでる、と僕の相棒魔女キリコが畑では「雪女」になって1人ではしゃいでいたのに、悲しんでる。