農作業は自然のリズム、月のリズム

南九州の満月

14日は旧暦の12月15日、望月だった。
もっとクリアーな写真だったらいいのだけど、めったにないチャンスとシャッターをきりました。

  • 「月の癒し」ヨハンナ・パウンガー著

この本の帯には「月のリズム」があなたをきれいにする、と書かれている。
”自分という宇宙の中で、自身が主役を演じて生きていこう”のエッセンスであふれている内容からすれば、「いつでもきれいになれますよ、それは貴方の心の持ちようでね」ということなんでしょう。
空海真言密教と重なる部分があるかな、大宇宙と小宇宙(個々の生物)の波動が一体化する雰囲気などはそう思います。
月の引力による潮の満干では、満ち潮で生があり、引き潮で死があると云われているけど、それは人体の80%が水分でできているからのようです。
今では、こうした「月のリズム」の考えに抵抗を持つ人は多いでしょう。化学が人間社会に蔓延し、浸透してしまった身体や環境では、この月の波動にシンパシーを抱く人は少なくて当然かもしれません。心身を自然の中にゆだねてきたはずの体内細胞が変化してしまい、化学にしか反応しなくなった私達がそこにいるのでしょうね。
まだ数ページしか読んでいないので感想は後日にします。

  • シュタイナーのバイオダイナミック農法

私の農園、満願寺農園では宇宙のリズムや月のリズムに基づいたカレンダーを使って農作業をしています。例えば、根菜類は月がおうし座などにある時に播種するというふうに、シュタイナーの理論で農業を、が理想です。
虫がつきにくい、野菜の自己防衛本能が働く、苦くなる甘くなるなど宇宙のリズムに同調させる農法を目指します。
完全無農薬と無化学肥料と大地との共存共栄を実践しながら。。。。。
太陰暦(旧暦)での生活も少しは試み、楽しんでいます。畑の七草も2月7日頃(旧暦の七草)にならないと出てきませんし、その方が畑の現実の姿にマッチしているのです。